Asagi24■愛知県の三ヶ根山はアサギマダラが南方に渡る重要な中継地点

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■愛知県の三ヶ根山はアサギマダラが南方に渡る重要な中継地点
    /愛知県幡豆郡/パラレル法

[解説]
愛知県には知多半島と渥美半島という2つの大きな半島がある。
 両半島に囲まれた渥美湾を一望の下に眺められるのが三ヶ根山だ。
  風光明媚な地形から、スカイラインや観光施設、宿泊施設がある。

標高は320m。長野県や群馬県の山々に比べると低いようだが、
 愛知県の海岸沿いの山としては格別の高さである。
  観察される植物も多様である。写真は山から渥美半島を望む景観だ。  
  
ここにはアサギマダラの食草があるという報告はないようだが、
 10月頃になると、たくさんのアサギマダラが観察できる。
  東北、関東、中部地方で標識された個体がここで数多く再確認された。
  
また三ヶ根山で標識された個体が、渥美半島、知多半島、紀伊半島や、
 さらには、四国、喜界島、南大東島などで再確認されてきた。
  この山は、秋の南下移動の重要な中継地点になっているのだ。

その魅力はどこにあるのだろう。独特の地形にも意味があるかもしれない。
 アサギマダラを惹きつける植物としては、アザミが代表で、
  ヒヨドリバナ、アメリカセンダングサも重要な役割を果たしている。
  
2003年、私自身も、八千穂高原から来たアサギマダラにここで出会い、
 また、私が標識したアサギマダラが渥美半島まで飛んだ。
  2004年の秋にもここを訪れ、50頭以上にマーキングが出来た。
  
    【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
       ---SRSは地球の能力開発---
       ---心の中の自然を育てよう---

→参照:全人会ニュース冒頭写真 436号 三ヶ根山   

      【撮影・解説:栗田昌裕 041009記】
       画像の無断複製・無断使用を禁じます。



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