【今週のちょっといい話】 第104話−第106話

      
一つ前のいい話に戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
HP表紙に戻る

韮○健○さん(男性32歳)
SRS速読法中級5回講習(第338クラス)、ステップ13-14で提出。
104■「たぬき」
 11/17。今日は僕の街にも初雪が降りました。僕は新潟から千駄木教室に通っています。
僕の家は新幹線の駅から10分程の所にあるのですが、それでも山の中であることには変
わりません。
  先日中級1回目の講義から家に帰る途中、たぬきを車でひきそうになりました。
 まさか栗田先生も他の受講生の皆さんも講義の帰りにたぬきをよけて家に帰る者がいる
とは思ってもいなかったでしょう。
 栗田先生、僕のことすこしうらやましくないですか。
  
【栗田注】「すこし」でなく、「大変」にうらやましいです。
 私もそういうところから千駄木教室に通いたいものです。
 しかし、そうなったら、私も単身赴任だね、きっと。

105■「名木と家族」
 僕の妻は現在妊娠9ヶ月です。大きなスイカを丸ごと飲みこんでしまったようなおなか
をしています。先日妻が買ってきた「新潟の巨樹 名木100選」という本をガイドに二
人で(いや三人で)とても大きな木を見に行ってきました。樹齢何百年という大きな木の
下で深呼吸すると物質や空間はもちろんその木が生きてきた長い長い時間までも共有でき
たような気がしてとても不思議な気持ちになりました。
 妻の手のひらの感覚や、吸い込んだ空気などを通じて、おなかの中の子供も僕と同じよ
うな気持ちを感じることができたのでしょうか。ひょっとしたら、僕より上手にスーパー
リードできたのかもしれないと考えたりしている親バカな僕です。

土○雄○さん (男性24歳)
SRS速読法中級5回講習(第338クラス)、ステップ13-14で提出。
106■「レストランでの誕生日」
 11月17日、この日は友人の誕生日なので、横浜のフランス料理店に食事の招待をした。
初めて行くお店だったけど、雰囲気はとてもよく、そこから眺める夜景は大変すばらしい
ものだった。その上、料理も最高。そんな中で最も嬉しかったのがデザートの時。
 初めて来たのに、店員の人5人ぐらいで、「ハッピバースデー」の歌を友人の為に歌っ
てくれたのだ。他のグループでも誕生日パーティーを兼ねているところはあったけど、こ
のようなサービスはしてもらってなかった。たぶん私達の時は閉店間際で空いてきた時だ
ったからなのかもしれないけど、この上なく感激した。
あまりにも嬉しかったので後日、お礼の手紙を書いた。私にとっても友人にとっても想
い出に残る時を過ごせたと思う。店員のみなさん、ありがとう。