【今週のちょっといい話】 第955話−第958話

   
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第955話(読者)■はるかに速く記憶できるようになって感謝
   「栗田式記憶法入門」(文庫)
   (PHP研究所。栗田昌裕著)の感想文。
「記憶力が悪くなって困っていた友達のために購入させてもらいました。私自身、この本を読んで、覚え方を変えて実践してみたら、今までの覚え方よりはるかに速く覚えられて、嬉しかったです。友達は『約束を忘れなくなった』と喜んでいました。ありがとうございました」。
                       (MS。17歳。女性。埼玉県。041115受け取り)
    

第956話 ■自然の作った形の偉大さが分かり、谷中銀座を歩くことを勧める
 (初級速読法5日間集中クラスの5日目の
         step9の講習前の週に書かれた「チェックリスト」より)
「【今週のちょっといい話】
 9/11:外を歩いているとき、周りの風景をよく見るようにしているが、木々の葉の形や葉のしげり方など自然のつくった形の偉大さがわかる。冬に落葉が気になることでバッサリと枝の根元から伐採された街路樹が今はきれいな形で葉が繁っている。とても元のきれいな形に戻らないと思っていたが、すごい生命力だと感じた。
 1日1回は人間のつくったもの(人工)ではなく、自然のつくったものを見るように(講習で)言われたが、今すごく実感出来る。
 9/12:今日いつもの地下鉄ではなく、日暮里の駅から歩いて教室まで来ました。通常通勤帰り、運動がてら2駅先の日暮里駅まで谷中の街並みを抜けて歩いて帰るので、日暮里駅から教室まで歩いて近いことは知っていました。いつもは夕刻暗くなってから通る谷中銀座商店街の風景が、朝の光と歩く方向が逆(坂を下る)になるだけで別の風景に感じるほど新鮮でした。ものもいろいろな時間や方向から見ると本当におもしろいと感じました。日暮里駅から教室までは、駅の北口改札を抜けて左側に曲がって一直線に前へ進む形で歩けばたどりつけます。駅を出てからの風景も楽しめます。まず谷中墓地を左に見ながら坂を登り、夕焼けがきれいなこととねこがいっぱいいることで有名な『夕やけだんだん』の坂と階段を下り、昔ながらの雰囲気ただよう店がいっぱいの谷中銀座商店街を最後まで抜ければ、教室の前を通っている不忍通りと近くを平行に通っている『よみせ通り』に出るので、そこをさらに不忍通りに出れるような道をさがしながら、左へ20〜30m進み、右へ曲がってまっすぐ進むと、教室の建物が見える不忍通りへ出ます。10分くらいしか歩きません。一度歩いてみることをお勧めします」。
       (KM。36歳。男性。SRS速読法初級第441クラス受講者。040918受け取り)
[スタッフ注:KMさんの読書速度は、初速が880字/分でしたが、
     初級講習で、10800字/分(12.3倍)に到達しました。
なお第441初級クラス全体の平均は17387字/分(21倍)でした]。
[栗田注:自然の造形には人智を超えた計らいがあるものです。それを感じることは智恵を深める上で重要です。身近なところで「目印体験」(SRSの概念)を一日ひとつ積み重ねることは、人生を楽しくします]。


第957話 ■仏像の見方が変わった
 (以下は、第112回定例会「発光法(発光能力開発法)」
   の際に提出された「ちょっといい話」です)。
「上野で、『興福寺国宝展』という展覧会に行きました。そこで、仏像などを見ていて、自分の見方が変わっているのを感じました。以前には見ていても、考えもしなかった『当時はどんな彩色がほどこされていたのだろう?』とか、『実際の興福寺ではどんな位置に置かれているのだろう?』などといったことを考え、美術館ではわからない部分を想像して楽しむことができました。以前には、物としてしか見ていなかったのですが、『時物空』の広がりの中で捉えるようになったようです。また、寺では建物や仏像の空間的な配置が、思想的なものとつながっているのだろう、と思ったら新たな好奇心が湧いて、本を2冊買って帰りました。日曜日だったので、とても混んでいましたが、有意義な時間でした」。
                         (高○光○。SRSスタッフ。041025受け取り)


第958話(栗田)■長野県八千穂高原からアサギマダラが美ヶ原まで35km飛んだ(SRS1025)
「2004年7月31日、長野県南佐久郡小海町の八千穂高原で、ヨツバヒヨドリの花で吸蜜しているアサギマダラという蝶に、SRS1025と標識をして飛ばしました。
 同年8月7日、長野県松本市の美ヶ原で、H.橋本さんが、曇天で雷の鳴っているときに、そのアサギマダラを捕獲してくださいました。その上で『807UTU』と新たに書き加えて、再度放蝶されました(807は8月7日を示します)。
 この蝶は、7日間で、約35kmの距離を西北方向に移動したことになります。
 距離的にはそんなに遠くはないのですが、夏の間に、通常の渡りとは異なる西北方向に移動が確認された点で、この例は重要な事実を示唆しています。
 ある山地から別の山地へと、どのような情報を頼りに飛んでいくのか、興味をかき立てる例と言えます」。
                             (SRS提唱者。栗田昌裕。041220記)
[アサギマダラに関しては、HPのアサギマダラの特別コーナーを参照のこと]    
[SRSは地球の能力開発]