【今週のちょっといい話】 第1043話−第1046話

 
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第1043話(読者)■速読はトレーニングしやすかった
    「栗田昌裕の能力を20倍にする速読法」
    (KKロングセラーズ刊。栗田昌裕著)。
「わかりやすく書かれていたので、トレーニングしやすかったです。
 指回し体操は効果が実感できました」。
                   (AK。16歳。女性。香川県高松市。041118受け取り)


第1044話(初級)■小学時代の楽しい時を思い出して頑張る気になれた
(初級速読法5日間集中クラスの2日目の講習前に書かれた「チェックリスト」
       と2日目の体験談より)
「<チェックリスト>(FDで提出)【気づき】
 11/29:体調が悪く、やる気が全てにおいてなかったので、思いきってリラックスに全てを捧げた。昨日(=初日)の訓練で自分は『確』ができていない人間の傾向にあると感じたので、これから何年かかってでも物事をいい加減には見ない人間になりたいと思った。指回しも周りの人よりぜんぜんできなかったので、人の3倍やって授業に挑みたい。うれしいことがあり、昨日はよくできていない印象が強かったが、週刊ジャンプを立ち読みしていたら、速く、しかも内容が入ってることに気付いた。とてもうれしかった。
 11/30:指回しを特にがんばった。疲れてきたり、集中力がなくなったりすると速読できなくなる自分がいることに気づいた。
【今週のちょっといい話】
11/30:この日は試験のために勉強をしなければならなかった。しかし、すごく疲れていて夜にはやる気がまったくなくなってしまった。そんな中で音楽を聴くとなぜか昔、つらかったときの思い出が回想されてきた。こんなことがあってこんな風に感じていた、こんな自分だったから乗り越えられなかった、乗り越えたなど様々なことが回想された。そんなとき、ふと小学生だった自分が思い出された。小学生のときは先生がクラスメートと一緒にサッカーをしてくれた。毎朝学校に行くのがとても楽しかった。毎日毎日先生とサッカーをやるのが楽しくていつも笑いあえた僕たちがいた。そんな楽しいときの自分を思い出すと、『まだがんばれる』という気持ちにさせられた。そして、寝るまでの短い時間ではあったが集中できた。楽しかった思い出のある自分は幸せで、いつもいつもそんな思い出を大切にしたいと思った。そしてそんな自分でいつもいたいと思わせてくれる出来事だった[栗田注:自分が輝いていたときの体験を大事にして、それを想起することは、『感情制御法』の第一番目の方法になっています]。
<ステップ4>
【イメージ訓練/単純移動法】小さい頃、おじいちゃんが昔乗っていた立派な船の写真があってそれを動かしてみた。季節は夏で海の色は鮮やかで透きとおる青。やしの木もあって、海はおだやか。ゆるやかな波の上を船がゆっくりと前に進む。
【閉眼指回し】やっているうちにだんだん眠くなってきてここちよい気分になった。どちらかというと、青、緑、紫といった色が中心によく見えて、赤や黄、橙は少ししか見えなかった。
【30図】前回全くできなかったのに今日は、はっきりと見えた。ちょっと感動。青系がよくみえてちょっと茶色っぽいものと紫というパターンもけっこうあった。ほぼ全部みえた。
【全体の感想】速読には勇気と決断が必要だと思う。一行読みの成果が上がったので、少しは成長を実感できてうれしかった」。
          (KN。23。男性。SRS速読法初級第445クラス受講者。041204受け取り)
[スタッフ注:KNさんの読書速度は、初速が540字/分でしたが、
     初級講習で、19500字/分(36.1倍)に到達しました。
なお第445初級クラス全体の平均は32147字/分(40.3倍)でした]。


第1045話(中級)■素晴らしい出会いの想起で加速。2日目に5万字突破。
 (中級速読法5日間集中クラスの2日目の前に書かれた
         ステップ15、16の訓練体験より)
「<チェックリスト>
【気づき】今週はとても不調な一週間で、訓練も思う様に進まずあせりもありましたが、先生のお話にある通り自分の状況・症状『よく観察する』よう努めました。おかげで体調の悪かった自分の時間を後に活かせそうです。
 中級初回を受講後の変化として、久しぶりにオールカラーで祖父の夢を見ました。夢と判っていながら話まで出来たのは驚きました。
【気づき】モグラ叩き法をした事で、朝読んだ新聞がよく記憶に残っている。これは使えます。
<ステップ15> 【KW】「ひたすら吸収」
【素晴らしい出会い】N1+N2+N3=15+16+11=42
【柔軟訓練】自分が思っていた以上に柔軟が進んで驚いた。でも、良く考えたら、子供のころは、頭がひざに付いていた。自分の体全体のさび付きをあらためて認識しました。
【心の深まり】ダブル想起をしてみて気付きました。同時に複数の事を思うとことで想起は重なり合って厚みを増す。より深く心を掘り下げる事が出来る、と。
【銀河法】うずを巻いた銀河。遠くには太陽、近くには木星、色あざやかな星々が輝いていた。自分が宇宙空間を作っているイメージが出来た。
【ブラインドウォーク】人それぞれの歩き方が有るんだなあ、とあらためて気付いた。普段気に止めて見たことが無かった。自分は右足のふくらはぎ前側に力が入る歩き方をしていた。
【総合感想】朝一に行った『素晴らしい出会いの想起』の訓練の際に、その頃のよろこびを思い出す事が出来た。人生で一番調子の良かった時の気持を思い出せた事が今日の自分のスピードアップとやる気向上につながった。今日の立体視の後の速読で、文字が浮かび上がる様に見え、ハッキリと全体が見える様になった。
<ステップ16>【KW】「質を高める」
【動的眼球視野訓練】自分の手のひらに視線のピリピリとした感覚があった。
【増殖法】海底一面にむらがるエンゼルフィッシュの群れをイメージしました。最初は近くで見ていたのですが、あまりの数で数えきれず、すこしはなれた所からながめると黄色いかたまりが一面うごめいていました。
【立体視】今日はクロス法での立体視が出来る様になった。左右10°くらいまでスプリットしないで保てた。絵の方はまだパラレルの方がやりやすい。
【過呼吸と30図】全体的に赤と青だった30図に、黄色が出現して来た。
【総合感想】今日のステップに入る前まで精神的にやや不安定でしたが、動的トレーニング後の速読をするうちに、いつのまにか体調が良くなって来ていました。速読は50000字まで行ってしまったと言う感じで、正直驚いています。特に、立体後に文字の見え方が広くなった様な気がします。1週間ここを中心にトレーニングしたいと思います」。
       (MN。34歳。男性。SRS速読法中級第436クラス受講者。040627受け取り)
[スタッフ注:MNの読書速度は、初速が650字/分でしたが、
     中級講習で、110000字/分(169.2倍)に到達しました。
なお第436中級クラス全体の平均は89500字/分(103倍)でした]。
[栗田注:第1045話と1046話は、どちらも、素晴らしい体験の想起の効果を示唆しているという共通点があります。参考にしてください]


第1046話 ■新春の富士山
「正月晴れの穏やかさに誘われ、家内の実家から横須賀の野島まで散歩した。野島の展望台へ登れば、ひょっとして富士山が見えるのではないかと、ふっと思い立った。登る途中で、すぐ期待の富士山が眼に飛び込んできた。予感の的中に心を躍らせながら、海を見渡せる展望台へ到着すると、一足早く駆け上った子供たちは、海に比べ目立たない富士山に全く気付いていなかった。富士山を背景に記念の写真を子供に撮ってもらった」(No.248)。
               (赤○敏○。男性。SRSインストラクター。050115受け取り)。
[栗田注:上野から上越新幹線に乗ってしばらくすると、左側の窓に富士山が見えてきます。大宮を越えても見え続けているのですが、意外に、気付いていない人が多いのではないかと思っています。
 2004年12月に、羽田から奄美大島に渡るときに、飛行場に止まっている飛行機の間から、富士山がすぐそこにあるかのように見えていることに気付いて、驚いたことがあります。世の中には、見えていても気付いていないものが、意外に多いのかも知れませんね]。

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