【今週のちょっといい話】 第1103話−第1106話

 
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第1103話(読者)■能力が生まれつきのみで決まらないと分かって素晴らしい
   「脳をいままでの10倍よく働かせる法」
   (三笠書房刊。栗田昌裕著)の感想文。
「能力は生まれつきのみによって決まるものではないということが分かり素晴らしいと思いました」。
                       (KI。22歳。男性。岡山市。041122受け取り)。 


第1104話 ■15分の散歩で幸福な気分になれた。
 (第36期記憶法の3回目に提出された「ちょっといい話」より)
「12/10:お昼休み、15分ほど学校のまわりをふらっと散歩してみた。
良い天気。畑の奥の方に入っていったら、子供の頃見たたわいもない雑草が生えていた。幸福な気分になれた」。
                           (AY。31歳。女性。041213受け取り)。


第1105話 ■プリント作成時に次々にアイデアが浮かび、集中力が増した
(初級速読法5日間集中クラスの2日目の講習前に書かれた「チェックリスト」
       と2日目の体験談より)
「<チェックリスト>
【気づき】
 11/29:プリントを作成する時に次々とアイデアが浮かび自分でもびっくりした。
 11/30:効率良く時間を使って仕事ができた。苦労し、工夫もしてそれなりに疲れたのだが、上司からスピーディーにできたと言われた。
 12/1:黄色く色づいた木の葉の下に立ち、光を通す葉の色あいの美しさに感動。今までこんなにしっかり見たことがなかった。
 12/2:息子の弁当作りを意識したせいか、2度寝をして遅刻をしてしまう夢を見たが、ちょうど目ざめる予定の時刻に見てはっとして起きることができた。仕事中の集中力が増しているよう感じた。
【今週のちょっといい話】
 12/2:イチョウの葉っぱを見上げてどんな風に木から枝、葉っぱとわかれているのかなと。観察していると近くにいた子どもが同じように見上げて『葉っぱが見てる』『葉っぱが見てる』とくり返して言っていた。素敵な表現に感動するとともに私が見てるように葉っぱも感じて見ているのではとはじめて思いました。
<ステップ3>
【気づき】物を見る目の大切さに気付いた。
【大文字訓練】はじめは私がささえていたのに左側から一歩ふみ出して歩きはじめ、もみじの木の下に寝ころがって、上を見上げ私は大ちゃんの下に寝ころがった。雲を見てまた立ち上がり、かけ出す。植え込みに入りこみ、目の上の頭の部分にいっぱい葉っぱをつけて出てきた。
【イメージ訓練/自己拡大法】椅子に座って新聞を読んでいると急にからだが大きくなりはじめ思わず立ち上がると天井にぶつかり、天井がグラグラとゆれた。リビングも大きくしたが、少しこわくなって廊下の方へかけ出してしまったら急に外に出ていて、通路を歩いていた。大きなビルが見え手が届きそうになったがそのうち自分の方が大きくなってしまった。
【手のひら凝視】大きく見る、ということは、全体をひとつとしてとらえながら細部にも目が確かにゆきわたること、早くそんな風に私も見たい。自分の手の過去と未来。私も子ども、赤ちゃんだったんですね。わかってるようでわかっていないけどそうなんですね。少しわかったような気がします。
【全体の感想】1週間のブランクがあったが訓練と講義で徐々によみがえってきた。なんとか光の読書に向かっていきたい。閉眼での手の動きは特に背中にまわした手がおもしろいように見えておどろきました。宿題を先週以上にしっかり行いたいです。またこの教室の空間が前回よりすごしやすく感じました。
<ステップ4>
【イメージ訓練/単純移動法】沖縄の座間味島近くの無人島の海岸、左側の船が動きはじめると海岸に波がうちよせてくる。はじめて親子4人でこれから少し沖合いのダイビングスポットに向かう。子ども達は船にまだ慣れていないので景色のすばらしさを話している自分がいる。船は右へ右へと進んでいく。家族ではまだ行った事がないので過去に夫婦2人で行った海を思い出してイメージしました。
【樹木法】芽が出て双葉になるところがとても鮮明で葉の厚みやあたたかみが感じられた。どんどん育ちからだの向きと同様に左側の上の方に向かって育っていった。葉っぱの数が多くて描ききれないほどだった。右から左に風が吹いていた。
【閉眼指回し】1→2→3→4→5とかえていくにしたがって色や模様の変化がはっきりしてきた。にじみ絵のような、花のような鮮やかさだった。思いついては消え思いついては消えていく状態だった。
【全体の感想】庭を歩くようにして読書をするという意味が少しわかりました。是非自分もそうなりたい。それにむかってできるだけ訓練をして、近づいていきたいと思います。『やれば伸びる』という先生の言葉を忘れず、宿題をやるといいんですよね、がんばります」。
        (ME。42。女性。SRS速読法初級第445クラス受講者。041204受け取り)
[スタッフ注:MEさんの読書速度は、初速が770字/分でしたが、
     初級講習で、15600字/分(20.3倍)に到達しました。
なお第445初級クラス全体の平均は32147字/分(40.3倍)でした]。


第1106話(中級)■カーテンの原理と並列操作の重要さが分かった
 (中級速読法5日間集中クラスの3日目に書かれた
         ステップ17と18の訓練体験より)
「<ステップ17>
【気づき】夢を見る回数が増えた。夢の内容も以前はつながりのない場面がいくつもあったが、最近は一通りつながりがある夢を見るようになった。
【KW】『過去の自分を超える』
【文字複写法】魚のイメージでは最初数が少ないときは浜に近く浅い場所に泳いでいる。だんだん数が増えてくると視野に入らなくなるので高い上空から見るようにイメージした。魚も沖の方にも広くひろがり、水面付近だけでなく、深いところにも魚が泳いでいた。
【カーテンの原理】自分の行動を想起するとき1つ1つの断片だけ思い出してもそこだけしか思いだせず全体の流れがわかりづらいが、カーテンを操作することでつながりのある場面を思い出せることがわかった[栗田注:カーテンの原理は、SRSの中級速読法で学ぶ内容です]。
【総合感想】長い体験や過去の行動を想起するときカーテンをうまく操作することを学んだ。断片の金具だけでなく金具と金具をもって一気にもちあげてその間の内容も想起することが大事であることがよくわかった。
<ステップ18>【KW】『連続して捉える』
【柔軟訓練】背屈はひざ下7cmまで柔軟性が高まった[栗田注:中級では毎回、柔軟度を高める新しい方法を指導します]。
【総合感想】『立ち止まる心と立ち止まらない心を並列的に動かす』という<KW>が今日の講義の中で一番印象に残った。点情報と構造情報を同時にとらえる力が速読には必要なのだとわかった。立体視訓練やドメインリーディング法など眼力を高める訓練を毎日行っていこうと思います」。
       (YM。24歳。男性。SRS速読法中級第436クラス受講者。040627受け取り)
[スタッフ注:HT氏の読書速度は、初速が500字/分でしたが、
     中級講習で、66600字/分(133.0倍)に到達しました。
なお第436中級クラス全体の平均は89500字/分(103倍)でした]。

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