【今週のちょっといい話】 第1139話−第1142話

 
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第1139話(読者)■3Dで目がすっきりする
   「3D写真で目がどんどん良くなる本 水族館編」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著)の感想文]
「まだ数ページしか立体視できていませんが、目がすっきりする感じがします。
 これからどんどん続きを見ていきたいと思います」。
                 (AS。30歳。女性。東京都世田谷区。050107受け取り)。 


第1140話(中級)■便利で情報量の多い生活になり、五感をすべて使う過程が楽しい
 (中級速読法5日間集中クラスの2日目の前に書かれた「チェックリスト」と、
      14ステップの体験談より)
「<チェックリスト>
【ちょっといい話】
 12/20-26:・色々な匂いに敏感になった。食べ物や車の中に入ってくる外の匂いがよくわかるようになった。
 ・全身の感覚に意識が届き、乾布摩擦をするようになった。
12/27-1/2:これまではハイテクより原始的なものと考え、パソコンを使いこなしていなかったし、使いこなそうともしてこなかった。今週からは取扱説明書を速読できるようになり、パソコンなどをより使いこなせるようになって、ハイテクな物はそれに固着しなければ、使えた方が良いと考え方が変わってきた。より便利で情報量の多い生活になった。
 1/3-7:これまで芸能界の話題に興味がなく、人の名前などを覚えるのが苦手だったが、それは自分が意識せずに無視してきたからだと思った。今週はそれに気付いた時、興味が出てきて、ネットなどで調べるようになった。
【step14総合感想】3万字以上でスーパーリードしても、全部とらえているという実感がある。一日終っても体はリラックスしてこりがたまっていない。SRSの速読の考え方に感動することが多い。五感をすべて使っていく過程が楽しい」。
        (YT。27歳。男性。SRS速読法中級第446クラス受講者。050108受け取り)
[スタッフ注:YTさんの読書速度は、初速が580字/分でしたが、
     中級講習では、155000字/分(267.2倍)に到達しました。
なお第446中級クラス全体の平均は90742字/分(122倍)でした]。


第1141話 ■見ているこちらが幸せになるような最高の笑顔
 (第115回定例会「確率法」で提出された「ちょっといい話」より)
「(メールで送付されたものを転記)
 ■片言のスペイン語で書いたカード(2004年12月25日)会社にコロンビア出身の女性が働いています。帰国後、最初に覚えなおしたスペイン語であいさつしてから、とても親しくしてくれています。片言のスペイン語でがんばってメッセージを書いてカードを渡したんです。『Muchas Gracias!(ありがとう)』。西洋人はなんでこんなに感情を表現するのが上手なんだろうか。彼女は体全体から喜びが溢れ出るかのように、スペイン語でお礼を言ってきた。
 後で聞いた話なんですが、書いた文章の内容は実はあまりよくわからなかったらしい。遠慮深げに僕にそう言ってきました。
 他にも何人かラテン系の人々が働いているんですが、あった彼女たちに『Feliz Navidad!(Merry Christmas!)』と一言。それしかまともにいえない自分が悔しいのが正直なところ。でも、彼女たちはちゃんと同じく『Feliz Navidad!』と返したくれたんです。
 そのときの笑顔は本当に最高です。なんと表現したらよいのでしょうか。なにせ目の輝きが全く違うんです。奥底から光が溢れてくるというか。見ているこちらが幸せになるような、思えば帰国して会社で彼女たちに思い出したスペイン語で挨拶したときのあの目の輝きと同じです。簡単な挨拶だけでなく。少々長い表現を言ったとたん、『あなたスペイン語を話せるの?』と同じくスペイン語で目をキラキラさせて聞いてきたんです。
 まっすぐな感情表現、大好きです。
 ■ サンタクロースがやってきた!(2004年12月25日)24日は夜勤でした。
 カナダでパーティーをはしごした昨年とはかなり違う今年のクリスマス。しかし、そんな中ちょっといい話を見つけました。
 日付は変わり25日。終業前、孫を連れたおばあちゃんを受付することになりました。私はその女の子に思わず、『サンタは来た?』と聞いてしまったんです。女の子は一瞬、間を置いて、満面の笑みを浮かべながら言いました。『来たよ!このカバンと、キャンディー、それになんだか知らないけど、ズボンをくれたよ』『そっか良かったねー。サンタにお礼の手紙を書かないとね』と言葉を返しました。
 一方、おばあちゃんは入館料金割引券を今日は忘れてしまったらしい。『割引券を忘れた』という客は非常に多く、そんな理由では普段値引きはしないです。でも、私はちょっと考えました。そして、一旦画面に提示した通常料金を割り引き料金に変えたんです。『私からのクリスマスプレゼントです。みんなには内緒ですよ』と小声でそっと伝えた。『ありがとうございます』とおばあちゃんは本当にうれしそうだった。私こそ、お礼を言いたいくらいだった。すばらしい話を『ありがとう』と」。
                       (田○雄○。男性。29歳。050113の受け取り)。


第1142話 ■登山で身体の強健さより重要なものは何か
(栗田注:七大陸最高峰を登った直後の高橋氏が、SRSのインストラクター会議で、「ちょっといい話」として紹介するにふさわしいことを述べておられたので、文章にまとめていただきました。登山で、心身の強健さよりも重要なこととは一体何でしょうか。
 問題意識をもって読んでください)。
「・ガイド登山の5カ条

 海外の高い山をガイドを頼んで登る上で
成功するための条件トップ5は以下の5項目である。
1から5までは順不同ではなく優先順位である。
  1 運の良さ
  2 良いガイド
  3 ガイドの言うことをきけるキャパシティー
  4 メンタル的要素(気力、モチベーションの維持等)
  5 フィジカル的要素(免疫力、心肺機能等)
少々補足しておく。
まず、前文の『成功するための・・』の“成功”とは
以下の二つを同時に満足させなければならない。
・その後の社会生活に支障がない形で生還・帰国
・その旅のトータルの印象が良かったと思える
次に各項目の必要度であるが1から5までを点数で配分すれば
  1=35
  2=20〜25
  3=15〜20
  4=15
  5=10
となる。
“成功”するか否かのラインは65あたりに設定している。
“運”が最悪だと残りがかなりのハイスコアでも“成功”は難しい。
超一流のガイドについて準備段階からガイドの言うことをよく守り
気力も充実し体調も万全という状態でも、その期間中、猛吹雪で
一歩も前進できないどころか山の写真も満足に取れなかったなどというのが
その典型的な例だ。
“運”をよくするためにはどうすればいいのか、
ガイドのいうことをきけるキャパシティーをどうすれば確立でき維持できるのか、
気力を充実させるには何が必要なのか、
免疫力を高めるにはどうすればいいのか等についてはここでは記さないが
私がセブンサミッツの内6峰に3D文庫版を持参していったのは
単なる気分転換や暇つぶしのためではないことを強調しておきたい」。
                  (高橋和夫。SRSインストラクター。050207記載・受領)。

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