【今週のちょっといい話】 第1275話−第1278話

      
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第1275話(読者)■訓練後に読むスピードが上がった
     「『視覚脳』を鍛えれば本がいままでの10倍速く読める!
         速読する技術」、
     (中経出版。栗田昌裕著)の感想文。
「この本を読みながら訓練をした後、読むスピードが上がった」。
   (TK。20歳。男性。神奈川県相模原市。050207受け取り)。 


第1276話(中級)■同じ日に富士山を2回見て、どちらもきれいだった
 (中級速読法5日間集中クラスの3日目の前に書かれたチェックリストと、
    15、16ステップの体験談より)
「<チェックリスト>【気づき】
 ◆12/8〜14:・今まで夢見については、夢を見ていたのかもしれないが、全く夢を想起することができなかったが、最近になって、速読の影響か意識するようになったからか、夢を見るようになり、夢がどういうものだったか想起することができる回数が増えた。
 ◆指回しでは、以前から薬指を回すとき他の指に力が入ってしまい、思うように回すことができなかったが、今週に入って薬指が力が抜けてスムースに回すことができるようになってきた。
【今週のちょっといい話】
 ◆12/8〜14:速読の講習を受けるまで、植物や花などには全く見向きもしなかったが、最近では、通りの樹木や花に目が向かうようになった。今日はたまたま自転車で通った道に花屋があり、立ち止まって眺めてしまった。今度、花を部屋に入れたいと思う。
 ◆12/15〜19:職場のビルから、西の方角をながめると、富士山がきれいに見えた。この日はとても寒く、出張に行かなければならない日だったが、天気も良く、気持ち良い気分になった。同じ日の夕方に、同じ所でたまたま同じ方角を見た。すると富士山が、今度は地平線のスソが夕やけで赤く染った空を背景にきれいに浮かび上がっていた。
<ステップ15> 【KW】「並列処理」
【柔軟度】普段スポーツをやることが多いが、これから始める前には、じっくり柔軟を行って、様々な感覚に影響を与えたいと思う。
【意識が深まる】同じことをしていても、他の出来事と結びつけて考えられることがある。このとき、心が深まる気がする。
【銀河法】息を吸うと、空の星が一気近づいてきて、天ノ川だけでなく、天空が一面明るくなった。息を吐くと星は一せいに離れ、暗くなった。
【ブラインドウォーク】人によっていろいろな歩き方があるのだと分かった。“ブラインドウォーク”は小さい頃に、遊び感覚で良くやっていたけど、これからまた試してみたいと思う。過去のスポーツで左右の筋肉の付き方が全く違うことを自分で認識しているので、自分で修正しながら歩いてみたい。
【総合感想】実感として、自分の心には、内なる扉が整理されていない。これから心を意識して、イメージの箱を多く作っていきたい[栗田注:SRS速読法の講習では、中級でもさらに、心象のレベルをアップさせていきます。この方は、心象の世界がまだ未熟であることをここでよく自覚出来たのです。自覚→制御→訓練→発展、というステップを踏んでレベルアップすることが重要です]。
<ステップ16> 【KW】「高速処理、想像力、観察」
【柔軟】2日間で前屈が20cmほどいくようになった。
【動的眼球訓練】見ている手がピリピリとしびれる感じがした。
【呼吸】30図全体が黄色っぽく見えた。30図の縦の線が波うって見えた。
【総合感想】今日から1月にかけ、立体視の訓練をしたいと思う。また、どんな情報も貪欲に求めて、また吸収していきたいと思う。今まで、あまりにも多くのものを見落していたのだと実感した[栗田注:立体視訓練は、SRS速読独自のメソドで、中級から具体的な訓練が始まります]」。
   (SK。30歳。男性。SRS速読法初級第426クラス受講者。031221受け取り)
[スタッフ注: SK氏の読書速度は、初速が1300字/分でしたが、
中級講習の最後で、90000字/分以上(69.2倍)に到達しました。
第426中級クラス全体の最終回の平均は82116字/分(90.9倍)でした]。


第1277話(初級)■会議で人のよい点を見出し、その上で自分の意見を述べた
  (初級速読法の3テップの前に書かれたチェックリストより)
「◆9/15(水):会議だった。人のよい点を見つけだし、そのうえで自分の意見をのべている自分に気付く。いらだちの少ない後味が残る。
◆9/17(金):所属長(女性)が親近感をもって話してくれる。以前のような気を遣う感じではない。ずけずけ言われる様になってしまったのは、私が色々と喋るようになったからか・・・。
◆9/18(土):知り合いのライブに行き、その美声に震えるほど心が揺れた。涙がじわりとにじむ美声である。
【今週のちょっといい話】
 ◆ ラジオが大好きな私だが、思えば今週はテレビを見ていない。ラジオにあきたらお気に入りの曲をさらりと流し、家の中を片付けはじめる。時間がいつもの2倍、3倍にゆったり流れる。テレビってすごい存在だな、と色々な意味で感じる今日この頃である。
 ◆ 電車の中でランドセルを背負った下校途中の男子一群にあう。いつもと違う場に昂揚感でおおはしゃぎだ。周囲をみるとみな目をそらしている。うつむいている、眠ったふりをしている。そんな中、私は『あっ』と出る声を喉元におしこみギーとにらみつけた。ひとりが気付き、おしだまる。本当は『静かにしなさい』とでも声をかければよかったと悲しくなった。おとなであることをいいことに力でねじふせるようなことをしてしまった。でもそうやって困る人がいることを知ってもらえたかもしれない。勝手に解釈して私も寝たふりをはじめた」。
  (MK。33歳。女性。SRS速読法初級第442クラス受講者。040921受け取り)
[スタッフ注:MK氏さんの読書速度は、初速が660字/分でしたが、
初級講習で、29500字/分以上(44.7倍)に到達しました。
第442初級クラス全体の最終回の平均は21003字/分(26.6倍)でした]。


第1278話 ■マサキ(正木)を貰ったエピソード
 (第116回定例会[2005.2.9 テーマは推理法]で提出された「ちょっといい話」。
「まさき 正木。ニシキギ科の常緑低木だ。この苗木を、去年の誕生日に友達からもらった。ぼくの名前は『勝紀(まさき)』というのだが、ちょっとした冗談のつもりでくれたらしいのだ。最初は、この木に対してそれほどの愛着をもっていなかったが、成長を確認するたびに好きになっていった。葉の周りが少しギザギザしている所などがかわいらしく思えてくる。ぼくもこの『正木』のように、たくさんの枝葉を伸ばして成長していきたい」
[栗田注:SRSでは、種々の樹木法を通して、セルフイメージの展開を図るプログラムを持っています。実際に、定例会では、毎回異なる樹木法を行っています。したがって、上記のMS氏のとらえ方は、訓練に即した内容になっています]。
    (M.S.、男性。SRS受講者。050209受け取り)。

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