【今週のちょっといい話】 第1587話−第1590話

      
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第1587話(読者)■入院中、マジックアイをベッドの横に置いている
   「楽しく遊んでみるみる目が良くなるマジック・アイ2」
   (ワニブックス、監修・栗田昌裕、01年11月初版)の感想文。
「現在入院中です。いつもこの一冊をベッドの横に置いて、気を紛らわせております。痛みも心なしが少なくなったように思います」。
    (YT。81歳。女性。広島県広島市。041005受け取り)。
[栗田注:この方の年齢に注目してください]。


第1588話 ■雑草が違って見え、植え込みがはっきり見え、失言が減った
   (記憶法Aの4回目に提出された「ちょっといい話」)
「◆ 『生命密度』という言葉に接して、土手の雑草がちがって見えた。生き生きと命がもえている様を感じた。新しい言葉を得ることは新しい視点が1つ増えること。自分でも新しい言葉を作れたらいいんだけど。
 ◆ 『庭木、街路樹』というポケット図鑑を買った。見覚えはあるが名前を知らない木(=半分は親しんでいる)の名前をたくさん知ることができた。名前を知ると、植え込みがよりはっきり見えた[栗田注:内面にファイル(=mental lexicon)ができると、認知がはかどり、意味を感ずるようになります。いかに辞書ファイルを整備するかが、能力開発の秘訣につながります]。
 ◆ 去年枯らしてしまったマーロウが大きな株となって、今、別の場所に花を咲かしている。種を風が運んだのか。猫か。私の靴の裏についていたのか。何もしてあげなかったのに、直径1m、草たけ80cm程になり、自分の世界を作り出している。スポーク状に均一に広がって、遮るもののなかった『宿命』を表している。
 ◆ 失言が減った。SRSの影響だと思う」。
    (MN。44歳。女性。050523提出)。


第1589話 ■暗合3つ
「◆ 自分には少し遠いと思っていた知人から相談ごとがあった。
インターネットや文献で調べることも含め、いくらか役に立つことができたと思う。
頼ってもらえて嬉しかった。
◆ 子どもと動物園にゾウを見に行く約束をしていたが、今日は他の用事があって、ちょっと行けそうもなかった。
すると、移動中に、ゾウのキャラクターをかたどった広告をいくつか目にし、
子どもが「ごーたん(ぞうさん)」と指さして喜んでくれた。
約束を守れたかのような(?)気分。
◆ 先約があり断った件について、別な日程を打診するメールがきた。行けることになりそうだ」。
    (木○京○。SRSインストラクター。050529記載)。


第1590話 ■目に入る光の量が明らかに変わり、理解度も増え、正直驚いている
  (初級半月速読法の2日目の前に書かれたチェックリストと
           2日目の3、4ステップの感想文より)
「<チェックリスト>
【気づき】
◆ 目に入ってくる情報量が多少増えた。
◆ 精神的に落着いてきた。
【今週のちょっといい話】
◆ 2/22:火曜日に名古屋に日帰りでいった。行きは新幹線だったが、帰りは5千円を渋ってバス(6時間半)にした。運よく2階建バスの2階だったため、高いガードレールに囲まれている東名高速でも周りの景色が見えた。緑のない都会で生活しているため、あまりの自然の多さにびっくりした。木々や山を見て、心が落ちついた。周辺視野で見る訓練に役立った。
<ステップ3>
【大文字訓練】大ちゃんは楽しげに斜面で駆け下りて、その後、長いスベリ台を利用しました。また、サッカーボール(右利き)を蹴ったり、最後にテニスをしたりしました。大ちゃんはマスコットみたいになっていて、風になびくはちまきをしていました。声は出していなかったと思います。
【イメージ訓練/自己拡大法】
 ◆ 職場の机で一気に大きくなった。周りの先輩は目を点にして『お!』と言っている。大きくなって壁がこわれ、建物がくずれる。けど自分はどんどん大きくなる。一番高いビルよりも大きくなって、海が見える程大きい。今度は逆に小さくなって、机の上から先輩の顔を見上げていた。肌のキメの細かさとかを観察していた。
【手のひら凝視】
 ◆ 丁度手の平の中央に赤ん坊の時の手の大きさが見えた。不器用で弱々しい、しかし希望を感じさせる手だ。歴史をたどると、今あるキズがいつどのようにできたのか思い出せる。空間的に手を見ると、手の模様が意外と多彩だったのに気づく。ところどころ汗みたいなのが綺麗に光っている。物質的に見ると、血管や骨の形に注意が向いた。血管の浮き方が場所によって違う。
【全体の感想】
 ◆ 目の中に入ってくる光の量が明らかに変わった。正直驚いている。
 ◆ 目標の立て方の違いで速読スピードが全然ちがかった。
 ◆ 遅く読んだ際にも理解度が増えている。嬉しい。
<ステップ4>
【イメージ訓練/単純移動法】
 ◆ 高校の時に、友達の別荘に行った時にきれいな浜辺があった。おだやかな太陽のひざしの下、僕は浜辺から友達と海を眺めていて、左の方から『VZLTORZA』と書かれた白い豪華客船が通るのを見ていた。船の進んだ後には白い跡がところどころできては消え、それをくり返していた。磯のかおりがよくした。砂も熱いくらいだった。他には日光浴をしている人達がいた。
【閉眼指回し】
 ◆ 1、2、3指を回していたら、視野に色の信号のようなものが走った。また数色の模様(常に変形している)が出現した。4、5で色はあまり確認できなかったが、現在の職場の人とか前入っていたサークルの人とかのイメージが浮かんだ。
【全体の感想】
 ◆ 2行読みができて嬉しい。大体文字を把握できているが、たまに行のはじっこがちゃんと見れていないかも知れない。しかし、これは日々の練習でカバーできると思う。
 ◆ 2行分一気に目に飛びこんでくることがあって目が動いてないのかと思うときもある。
 (SO。21歳。男性。SRS速読法初級第551クラス受講者。050313受け取り)
[スタッフ注:SO氏の読書速度は、初速が620字/分でしたが、
初級講習の10ステップで、22700字/分(36.6倍)に到達しました。
 第551初級クラス全体では、初速は837字で、最終回の平均は21853字/分(26.7倍)でした]。

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