【今週のちょっといい話】 第1743話−第1746話

   
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<お知らせ>
    「夏の子供クラスの後期は8月19日−24日に行われます。募集中」。
    「中級速読法のクラスは05年12月から行われます」。


第1743話(読者)■何種類もの花があるのであきずに続けられそう
   「3D写真で目がどんどん良くなる本 植物編」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著。05年5月初版)の感想文。
「何種類もの花がのっているので、あきずに続けられそうです」。
   (MM。46歳。女性。飯田市。050523受け取り)。


第1744話(栗田)■心身の科学51巻が発行された
「『心身の科学』の第51巻が発行されました(2005年7月15日)。
 2004年3〜4月の全人会ニュース(SRS通信)の第497−505号が
 収録されています。A4の大きさで、148頁からなっています。
 興味のある方はSRS研究所(電話03−3821−3197)にお問い合わせください」
    (栗田昌裕。SRS提唱者。050731記)。

第1745話(中級)■中級での種々の体験---視覚変容、睡眠短縮、歌の改善、夢で高揚
 (中級速読法5日間集中クラスの5日目の前に書かれた「チェックリスト」より)。
「<チェックリスト>(メールで提出)
【気づき】
◆ 12/20〜12/26:・22、23日の朝は、どちらも睡眠時間激減(8時間強→6.5時間)。まるで時差のある海外で目がさめたよう。指回し柔軟体操の効果絶大か。
◆ 1冊/1分速めくりを呼吸法をいろいろ変えて試す。息をすって止めているときが一番見やすいか。指サックを使って始めたが、まだ最後の20ページほどがめくりづらく残ってしまう。10分ぐらいたって、字が急に大きくみえるようになった(23日)。
◆ 尺取虫型読書(1行を2分割で読む[注:これは速読ではなく、従来の読書です])を久しぶりにやった。理解度も6〜7割以上。初級前に比べ、少しは上達しているのかなと思う。幹を太くしていこう。次回の研修(第4回)までに18日間でどれだけ成果を積み重ねられるかたのしみにしたい。(23日)
◆ <気づき> こうやってコメントをかける、今までより長くかけるということは、自分のやっていること、ひいては『自分』が認められるようになったということではないかと思う。(23日)
◆ <スーパーリード> 初級のときに読んだ本(「オヤジと私」by早坂茂三)を速読した。初級のときは6分かかったが、今回は内容を楽しみながら読めたところもある。さらに理解度をあげ、かつ、最低でも今の2倍の速さでよめるようになりたい(25日)。
◆ <指回し柔軟体操> カラオケで歌った。以前合唱をやっていて腹式呼吸のこころえはあるが、最近は納得いく出来映えではなかった。中級が始まって毎日柔軟体操を行うようになり、その成果として腹筋が鍛えられ、ハリと迫力のある歌が歌えるようになった。なかでも『長崎は今日も雨だった』が一番の出来。
◆ 12/27〜1/2:<静の視野訓練> STEP16の閉じたサークルの反転図(黒いほう)をじっと見ていたら、黒い部分がこんもりと浮き上がってきた。呼吸法と共鳴させた効果かもしれない[栗田注:『視覚の変容体験』の一種です]。
◆ <自宅での訓練> 前回の集合研修から8日経った。会社も冬休みに入ったこともあり、訓練の中身が薄くなるときがでてきた。きっちり訓練するようにしよう。
◆ <指回し柔軟体操> 元日と大晦日を休んだが、今日2日は、少しだけやった。やっぱり気持ちがいい。
◆ 1/3〜1/9:<幹を読む> 古本屋で法律の本を買ってきて家で読んだ。今まで苦手なジャンルである。仕事で知る必要が出てきたことも大きいが、もぐらたたきをしながら読むと、幹が掴めたような気がする。
◆ <速読> 初級でもらった10600字のプリントで、約70000字/分で速読した。初級終了時は34000字/分だったことを思いだし、さらに中級終了時には8万〜10万字/分を目指していきたいと思った。
◆ <心の水平線が広がる> 会社で空いた時間に独占禁止法の本1冊を読んだ。私にとってこれまで未知の分野である。20分ほどで速読してみて、新たな分野にふれ、まるで心に灯がともり、自分の見方が一気に広がったような気がした。私が速読の訓練した意義は、自分の殻をやぶり、全く新しい分野の知識を次々にとり入れ始める、ということにあるのかもしれない。
◆ <夢による高揚感、達成感> 今まであまり見たことのない夢をみた。仲間と超高度の鉄塔の上で人垣を作るという作業を完成させた。地上を見ると、自動車が米粒のように見え、ビルもはるか下。怖さは感じるが、自分がくずれると人垣がすべてくずれてしまうので、ぐっと我慢する。その後、場面が変わって、見なれた地上の風景。人垣を作った仲間と再会し、目標を達成したことを涙を流して喜んでいる自分がいる。そして、帰宅する仲間を見送ったり、祝勝会の時間を尋ねる自分がいる。高揚感と達成感(できそうにないことをやった)を感じて目を覚ました(9日)」。
  (MH。49歳。男性。SRS速読法中級第426クラス受講者。040111受け取り)
[スタッフ注: MHさんの読書速度は、初速が1000字/分でしたが、中級講習の最後で、105000字/分(105.0倍)に到達しました。
第426中級クラス全体の最終回の平均は82116字/分(64.6倍)でした]。


第1746話 ■落花生が研究所のバルコニーで開花した
「この春から、SRS研究所のスタッフは『にわかベランダー※』になっている。事務所のベランダには、前からフジ、パッションフルーツ、カラタチ、金のなる木などがあったのだが、この春、それらにウメ、ゴーヤ、落花生が加わった。
 落花生は、仲間が山梨県の知人から手に入れたというものを2つ分けてもらった。それぞれに2粒ずつピーナッツが入っていたので、合計4粒の種。これを5月20日にプランターに蒔いた。
 種をくれたスタッフは別の場所でやはり同時期に種を蒔いたそうだ。その彼女から「6日で芽がでたよ」と連絡が入ったのに、こちらはさっぱり…。深く埋めすぎた?日照が少ない?水はけが悪くて種が腐った?などみんなが心配する中、5月31日にやっと1つめが芽を出した。
 無事に4つ全部が発芽し、見守ること1ヵ月あまり。今度は件の彼女から「花が咲いたよ」の連絡。7月16日にはわざわざ実物を持ってきて、みんなに見せてくれた。なんと、1株にたくさんの花が咲いていて、咲き終わった花の元からは紐のようなものが何本も伸びている。『子房柄』というもので、これが伸びて土の中に入り、種ができるという。これが見たくて植えたのに、こちらのプランターの落花生は葉ばかりが繁っている。1株から何本も枝分かれ(茎分かれ?)して、一番長い茎は30cmほど。葉も密に生えているので元気だとは思うのだが、どうして花芽がつかないのだろう。
 と、またもや、スタッフ全員でやきもきしていたら、7月22日、花を1つ、『見つけた』!!
卵の黄身のような濃い黄色で1cmほどの可憐な花だ[下に画像を示します]。
 よく見ると、ふっくらとした丸いマメ科植物の顔をしている。かわいらしい。午前中に咲いて、昼すぎにはもう縮んでいた。
 昨日、台風の中で2つめが咲き、今日(7月27日)3つめの花が咲いた。つぼみが膨らんで花が咲く、という感じではなく、いつも、朝、覗いてみると、葉の間に突然ポツンと咲いている、という感じだ。
 今朝、薄緑から薄黄色の、『これがつぼみなのかな』という所(芽)を1つ見つけた。
明日咲くといいな」。
(上○美○子。SRSスタッフ、SRSインストラクター。050727記載)

 ※ベランダーとは、いとうせいこう氏の造語で、氏は「庭を持つガーデナーと区別をつけているのだ。…(中略)…そして、どんなに狭い場所でも自分の目を楽しませてくれる植物たちに、言いようもないほどの深い愛を注ぐ。それがベランダーというもののありようだろう。(いとう氏のホームページ「いとうせいこうの自己流園芸ベランダ派」より)」としている。


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