【今週のちょっといい話】 第1899話−第1902話

      
一つ前のいい話に戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
HP表紙に戻る


<お知らせ>
「10月3日の肩のこらない会では押圧健康法が指導されます(講師は栗田)」。
「9月29日の定例会のテーマは『予感形成活動法(予感法)』(講師は栗田)」。
「次回の初級速読法の一泊研修は10月22日・23日です(講師は栗田)」。
「次回の初級速読法の半月集中講習は12月3日が初日です(講師は栗田)」。    


第1899話(読者)■いろんな花が見られて、目も心も癒されます。
   「3D写真で目がどんどん良くなる本 植物編」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著。05年5月初版)の感想文。
「いろんな花が見られていいです。
 目も心も癒されます。
 ヨーロッパの風景とか南の島なども3Dで見てみたいなあ」。
   (MH。63歳。男性。山口県周南市。050613受け取り)。 


第1900話(栗田)■コムクドリの驚異的な渡り集団を目撃した
「05年9月22日の夕方5時に、高崎駅に向かって歩いていると、上空にたくさんの鳥が群れて舞っているのを見た。
 その数は数千羽はいただろう。
 海の中で巨大な魚群が自在に動く様子にも似て、空間でさまざまなフォームを取りながら舞う数え切れない鳥たちのダイナミックな動きに、われを忘れて見入っていた。
 大集団が、全体として生き物のごとく虚空を動き回り、あっという間に、数個の小集団に分離しておのおのが動き回った後、再度合体融合したりする。
 そのファンタジックでスピーディな動きは、無数の点が作り出すアートのようでもあった。
 そのうちに、夥しい数の鳥たちが駅近くのケヤキの街路樹に止まっているのを見つけた。
 その鳴き声で周囲は大変な騒音だ。
 何百匹もの鳥が止まった樹下に行って、薄暗い夕方の曇り空を背景にフラッシュ撮影をした。解像度はよくないが、後に写真を拡大して見ると、コムクドリであろうと推測された。
 これらの鳥はいったいどこから集まって、どこに行くのだろう?
 とてつもなく不思議な儀式を見た気分がした。
 帰宅をして、もう一つわかったことは、私の洋服のあちこちに白い斑点がついていたことだ。白い練り歯磨きが飛び散ったかのようなその付着物は、数え切れないほどの鳥からの落下物を、ケヤキの下で撮影中に受け止めたものだった」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。050920記載)。


第1901話 ■ムラサキシキブ
「携帯電話のカメラで、名前がわからないものも含め、
実がついている植物を探して撮影しながら
近所を散歩していた。
特に心に残ったのはムラサキシキブの紫の美しさだった。
ハナミズキは、暑い日差しのもと葉はひからびていたが、
赤い実をつけていた。
それから街路に並ぶナンキンハゼの清潔感あふれる
緑色の実。
また、エノコログサ、イヌタデ、キツネノマゴ、ヤブラン、
ツユクサ、キンモクセイ、まだ咲いているノウゼンカズラなど。
近所では、2軒建物を新築中であり、日々
作業が進行する様子、風景が変わる様子を興味深く見ている」。
   (木○京○。SRSインストラクター。050919記載)


第1902話 ■知人が奄美でSRSマークのアサギマダラを捕獲
「栗田先生
こんばんは。 464回の初級講座受講中のNOと申します。
自分は奄美大島リピーターなのですが、今日、自分のブログに速読の
講習のことを書いたら、現地でガイドをやっている友人から、去年の
11月に先生のマーキングしたアサギマダラをつかまえたことがあるという
連絡が入りました。
http://blog.amami2.com/?eid=54249

ちょうど今月29日からまた奄美大島に行く予定だったのでびっくりです。
これも速読効果の一環なのでしょうか。
ともあれ、講習も残すとところあと一日。 宜しくお願い致します」。
     (NO。女性。第464初級クラス受講者。050919受け取り)。
[栗田注:上記のHPには、私の書き込みが載っていますので、参照してください。
 内容を、下に転記します。
 奄美大島で標識したアサギマダラの再捕獲に関して、芦澤さんからお知らせがあり、それに応じて、私がメールを送付したものです。何でもその場その場できちんと出力しておくと、後で意義が増すことがあるという一例かもしれませんね。
 昨年は、毎月奄美大島に通って、アサギマダラの周年経過を調査しました。
 その際には、本州で放ったSRSマーク個体を自分で再捕獲しました。
 今年もまた、秋には本州でマークしたアサギマダラを自分で再捕獲するために奄美を訪れる予定です]。
<ブログの内容の再掲>:
1)【アサギマダラのマーキング】
 金作原へ行く途中の道端、かなり数が少なくなりましたが、アサギマダラを見かけます。
 数が多いところで車を停めて、お客さんに間近で見てもらいながらこちらもデジカメでパチリ。
 うまく写っているか確認すると、羽に何か書いてあります。(画像左側の羽)
  ネットで調べたらどこから飛んできたのかわかるかと思い、事務所に帰ってアップしてみました。
 「ツ13」「SKS930S」
 羽が重なっているところにも何かありそうなので画像処理してみると「アマミ」?
 ということはここ奄美でマーキングでしょうか。
 まだ羽は元気なので、来年の春には九州や本州のどこかで見かけるかもしれませんね。捕獲した方、ご連絡下さい。
(2004.11.14 Sunday author : amami)。
2)【芦澤氏のコメント】
 アサギマダラは春には日本列島を北上東進し、秋には南下西進する蝶として注目されています。マーキングは1980年から始まり、年々再捕獲される個体が増えています。写真のアサギマダラは東京在住の栗田昌裕さんが11月13日に奄美大島でマークした個体のようです。マークは「11/13 アマミ SRS 9309]だと思います。栗田さんにはメールにて連絡しておきました。
 私も以前本茶峠の龍郷町よりで長野県から飛来してきたアサギマダラを再捕獲したことがあります。栗田さんは毎月のように奄美大島を訪れてアサギマダラの生態を調査しています。彼のマークした個体は日本の各地で再捕獲されています。
       (芦澤一郎。2004/11/19 9:20 PM)
3)amami氏のコメント】
 コメントありがとうございました。(レスが遅くなりました。すいません。)
 ネットで検索してみたのですが、わかりませんでした。
 栗田さんのマーキング情報というのはどこかのサイトにまとめられていないのでしょうか。
 もし情報がありましたらお教え下さい。
       (amami。2004/11/24 1:01 PM)。
4)【栗田のコメント】 
 芦澤さんがコメントしてくださった通りで、写真のアサギマダラは、私(栗田)が04年11月13日に奄美大島でマーキングした個体です。時間は16時7分。場所は、名瀬市の市街から金作原に行く途中の林道の路傍でした。おそらく、撮影された個体は、前日の場所の近くに留まっていたのではないかと推測されます。ありがとうございました。
 今年は、奄美大島で3000頭以上のアサギマダラに標識をしましたが、その中から、兵庫県にまで飛んで再捕獲された個体が出ています。
 また、奄美大島で本州から飛来した個体を30頭以上再捕獲しています。
 その詳細については、私のHP(http://www.srs21.com)で、徐々に紹介中ですので、ご参照ください。HPの「アサギマダラの特別コーナー」と「ちょっといい話」の両方に奄美情報がちりばめられています。
 奄美大島の中でアサギマダラがどのように移動しているかについては、ほとんど知られていません。今年の秋には、長雲峠→「名瀬〜金作原」への移動が確認できました。また、「笠利→芦徳」も確認できました。
 今後もSRSマークのついたアサギマダラがいましたら、是非m-kurita@suite.plala.or.jpに御連絡ください。よろしくお願いいたします。 アサギマダラはとてつもない謎を秘めた本当に魅力的な蝶ですよ!  
        (栗田昌裕。2004/12/02 2:00 AM)。

一つ前のいい話に戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
HP表紙に戻る