【今週のちょっといい話】 第1991話−第1994話

     
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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
「遠隔者のための記憶法、心象法の1日集中講習を11月26・27日開講
                                  (講師は栗田)」。

「次回の初級速読法の半月集中講習は12月3日が開始日です(講師は栗田)」。   
「第125回定例会は11/28(月)開催で『結念法(結念心玉操作法)』です」。


第1991話 ■根気強く続ければ上達しそう
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「簡単ではないが、根気強く続けていけば、上達しそうな気になった。
速読・記憶の力が欲しい。
栗田博士の他の本も読んでみたい」。
   (MW.42歳。男性。流し。050905受け取り)。


第1992話(栗田)■グランデコから愛知県三ヶ根山へアサギマダラが418km移動した(SRS12357 05.9/2)<第15例>
「05年9月2日に、グランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、愛知県の三ヶ根山で再捕獲されたことが分かりました。
 これは『グランデコ→愛知県』という移動の第15例目になります。
 05年の9月2日に、福島県耶麻郡北塩原村のグランデコスキー場で、アサギマダラにSRS12357と標識をして放蝶しました。
 その蝶は、それから49日後の10月6日に、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山で、犬嶋満さんによって再捕獲されました。
 移動距離は約418km。移動方向は南西です。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第15番目の例となりました(1例目=知多半島の南知多町。2例目=渥美半島の田原町蔵王山。3例目=豊田市の炮烙山。4例目=三ヶ根山。5例目=名古屋市の大高緑地公園。6、7例目=美浜町の冨具神社。8例目=南知多町の旧・内海フォレストパーク。9例目=三ヶ根山。10例目=蔵王山。11、12例目=三ヶ根山。13例目=冨具神社。14例目=三ヶ根山。15例目=三ヶ根山)。三ヶ根山としては6例目になります。
 三ヶ根山に、どんどんとSRS個体が来る理由は、三ヶ根山が、東北のからかなりストレートな移動経路になっているからと思われます。その謎の一端が今回の私のグランデコでの大量標識から解明されて来る可能性があります。
 アサギマダラは『不思議な渡り』をする『不思議な蝶』です。
 この後も、愛知県ではSRS個体が続々と再捕獲されていきます」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051021記載)。


第1993話(栗田)■滋賀県びわ湖バレイから大分県の姫島へ419km移動したアサギマダラを再捕獲した(SRT4369 05.10/20)
「05年8月16日に、びわ湖の西にあるびわ湖バレースキー場で標識をされたアサギマダラを、大分県の姫島で再捕獲することができました。
 05年の8月16日に、滋賀県の琵琶湖の西の蓬莱山の斜面にあるびわ湖バレイスキー場で、林久明さんが、アサギマダラに『XH472 BV』と標識をして放蝶しました。
 その蝶は、それから65日後の10月20日に、大分県東国東郡の姫島で、私が再捕獲しました。
 移動距離は約419km。移動方向は南西です。
 姫島は東国東半島の沖4kmに浮かぶ瀬戸内海の小さな島です。
 姫島にアサギマダラが来ることが広く知られるようになったのは昨年の春でした。
 05年になって、春の姫島で、私の標識した個体によって埼玉県と石川県への移動が初めて確認されました。
 第一例は、姫島で5月20日にマーキングした個体が、埼玉県嵐山町蝶の里公園で6月5日に再捕獲されました。これは16日間で約744kmの移動でした(5/19 SRS1070 ヒメ、F 5/20 SRS1102)。
 第二例は、姫島で6月4日にマーキングした個体が、石川県珠洲市の高屋海岸で6月18日に再捕獲されました。これは14日間で、約659km移動でした(SRS1498 ヒメ6/3)。
 05年の秋には、地元の中城さんが標識をされた結果、奥志賀高原で8月18日に大代さんが標識した個体を10月18日に再捕獲されました(オオシロ1439)。
 その後、中城さんは、もう一例、再捕獲されましたが、その標識者は今のところ不明です。
 今回、私が再捕獲したXH472は、秋の姫島としては3例目の再捕獲になりました。
 姫島に来たアサギマダラが今後どのような旅をするかは、今のところ全くの謎です。
謎を秘めたまま、アサギマダラはどんどんと渡りを続けていきます。
 アサギマダラは『不思議な渡り』をする『不思議な蝶』です」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051021記載)。


第1994話 ■折れたライラックの樹
(以下は05年9月の定例会「予感法」の際に提出された「今月のちょっといい話」です)。
「◆9/24 
 台風が来て、実家の庭に植えてあったライラックの樹がぼっきり折れてしまった。
 『残念やね』と祖母に言うと、『あの樹は何年かに1回は折れてしまうけど、また新しい枝が生えてくるから大丈夫』と笑顔で言われた。
 一見弱そうに思えたあのライラックの樹は、実はけっこう強いのかもしれないなと思った。今度帰ったら、見に行ってみたい」。
   (HN。23歳。男性。SRS受講者。050929受け取り)。

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