【今週のちょっといい話】 第2186話−第2190話

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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
   ← ← <関東圏の人には2月下旬からの半月集中クラスがお薦め>
「次回の中級速読法は1/14から始まります(講師は栗田)。問合せはお早めに」。
「第127回定例会は1/19(木)開催で 『安定法(運命・生活・精神安定化法)』です」。
   ←← <M.安定性は複数の根を張ることで生まれる>060109 
「定例会No.65『集中法』No.66『関係法』のDVD版が出来た。→詳細は問合わせを」。
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
   ← ← <26技術からなる独自のSRS記憶法Aの世界を講義し尽くす>
「SRS速読法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
   ← ← <『テキスト単独』または『テキスト+DVD』のいずれも可>


第2186話(読者)■この速読法で、今までの63年間の無駄な人生を挽回したい
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「馬齢を重ねて来た人生(馬にたいへん失礼で何億円も稼ぐ馬もいる)だったので、これからは10倍も20倍も充実した人生を送りたい。
 今までの63年間の無駄な人生を挽回したいと空想していたが、この速読法であればそれが実現しそうな気がしました」。
    (HY。63歳。長崎県福島町。051114受け取り)


第2187話(栗田)■グランデコから長野県大町市までサギマダラが237km移動した(SRS9523 05.8/23) <長野2例目>
「2005年8月23日に、グランデコスキー場で私が標識したアサギマダラが32日後に、長野県の大町市で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月23日に、福島県のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに、『SRS9523』と標識をして放蝶しました。
 それから32日後の05年9月24日に、長野県大町市平の中綱湖畔にある『のっぺ山荘』で、大代孝浩さんが、この個体を再々捕獲して、『のっぺ オオシロ』と追記して、再放蝶されました。
 このときの移動距離は237kmで、移動方向は南西でした。
 2004年には8月25日にグランデコで標識したSRS1877を9月19日にのっぺ山荘で自己再捕獲をしました。2004年は9月12日頃が移動のピークだったという印象を持っていたので、今年もそろそろSRSがのっぺ山荘に移動しているのではないかと思って行ったところ、上記SRS7811に出会うことができました。
 9月12日、15日は、非常に新鮮な個体が多く「グランデコ からの個体は、これ以外にはいない」という印象を持ちました。
 多くは、関東甲信越のエリアから集まった個体だろうと感じました。
 すなわち、SRS7811は『特殊な先駆者』という印象でした。
 その後、16日、19日には、グランデコで見たのとよく似たやや古い個体が増えて来たので、そろそろ東北エリアの部隊が到着したという印象を持ちました。
 このように、のっぺ山荘では、その日に集まっているアサギマダラの集団としての新鮮度によって、ストリームの由来をある程度区別できるのではないか、という実感を持ちました(このことは、画像を統計的に分析することである程度評価することが可能かもしれません)。
 大代さんの10月24日のコメントによれば、
『のっぺは栗田先生が帰られた後から今日(10月24日)までアサギマダラが多数舞っていました。古川さん(のっぺ山荘のオーナー)によればピーク時と変わりがないとのことです。誰もマークする人がいなかったので23日、24日は私がマークしました』。
とのことでした。標識者がたまたまある流れに遭遇するかどうかで、アサギマダラの動向が見えてくるかどうかが大きく左右されるものです。その意味で、直観を働かせて、大きな流れを見逃さないことが重要と思われました(これはアサギマダラに限らず、日常の一般的な出来事に対処する際にも通用する考えです)」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060109記載)。


第2188話(栗田)■グランデコから愛知県岡崎市までアサギマダラが409km飛んで再捕獲された(SRS7141 05.8/18) <愛知県43例目>
「2005年8月18日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、57日後に、愛知県の岡崎市で再捕獲されました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の8月18日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに『SRS7141』と標識をして放蝶しました。
 それから57日後の10月14日に、愛知県岡崎市の扇子山で、伊豫田壽男さんがこの蝶を再捕獲されました。伊豫田さんは『イヨ 10/14』を追記した後に再度放蝶されました。
 移動距離は409km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第43番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧・内海フォレストパーク。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22. 旧・内海フォレストパーク。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.南知多町の旧・内海フォレストパーク。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社。40.三ヶ根山。41.豊橋市多米峠。42,43.扇子山)。扇子山としては3例目です。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県に多数の個体が出現します。
 本例は、8/18というアサギマダラのシーズンの中央の時期にグランデコで標識されました。その後、8月下旬頃まで滞在して、10月14日までに扇子山に移動して来たものと推測されます。
 扇子山から直線距離で8.5km南西方向に位置したところには三ヶ根山が位置していますので、扇子山から三ヶ根山まではいわば『ひとっ飛び』の距離です。この個体がそうとは断定できませんが、多くの個体が、扇子山→三ヶ根山周辺へと移動して行ったことでしょう。
 『アサギマダラは複数例を時空に配置することで流れが読めてくる』」。
      (栗田昌裕。SRS提唱者。060109記載)。


第2189話(栗田)■長野県大町市から三重県御浜町までアサギマダラが346kmを移動した(SRT1560 05.9/19)
「2005年9月19日に、長野県の大町市で私が標識をしたアサギマダラが、30日後に、三重県御浜町で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の9月19日に、長野県大町市平の中綱湖畔の『のっぺ山荘』で、私がアサギマダラに『SRT1560』とマーキング(標識)をして放蝶しました。
 その後、30日後の05年10月19日に、三重県御浜町の横垣峠で、その蝶を児嶋毅さんが再捕獲してくださいました。児嶋さんは『KJM302』と追記して再度放蝶されました。
 移動距離は約346km。移動方向は南西です。
 10月19日には、児嶋毅さんは、横垣峠で200頭以上を標識されたとのこと。
 三重県でのSRSマーク個体(グランデコ発)と、APマーク個体(赤城自然園)と、SRTマーク個体(その他地域)の再捕獲例は合計16例になりました。
 のっぺ山荘で標識されたアサギマダラは、実にいろいろな場所で再捕獲されており、主要移動経路はまだ明確にはなっていません(実際には複数の可能性があります)。
 その一部は愛知県で再捕獲されていますので、愛知県経由のものがあるのは確実です。本例がもしそのコースに乗っていたとすれば、10月上旬に愛知を抜け、中旬に三重県に来たと考えるのが妥当でしょう」。
       (栗田昌裕。SRS提唱者。060109記載)。


第2190話 ■なつかしい思い出が一気によみがえって感動
<第124回定例会 「単純法(単純力横溢法)」で提出された「ちょっといい話」より>
「10/17 イメージ訓練をしていたら、急にどこかの建物の中の風景が浮かんできた。ものすごく懐かしい感じがしたが、最初それが一体どこの建物なのか分からなかった。でも、10秒くらいでそれが小学校のとき行ったことのあるレストランの中だと思い出した。そして、そのレストランにまつわるいろんな思い出が一気によみがえってきて驚いた。もう10年くらい前に取り壊されてしまい、当時のこともすっかり忘れてしまっていたが、今回鮮明に思い出せて感動した」。
(HN。23歳。男性。SRS受講者。051017)
[栗田注:イメージ訓練だけに限らず、SRSの訓練をしているときには、過去のさまざまな体験が浮上することがあります。そのように、過去の意外な思い出が浮上して来たら、そこで、『踏み込み想起』をしておくことが重要です。すると、表面意識と潜在意識とのチャンネルを形成することができます。→詳しくは『SRS記憶法A』『SRS活夢法A』の講習内容を参照]。

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