【今週のちょっといい話】 第2261話−第2265話

 
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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
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「次回の初級速読法集中講習は2月25日開始です(講師は栗田)」。    
「第128回定例会は2/23(木)開催で『選択法(人生最良選択決断法)』です」。
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「定例会のDVD版が着々できている→詳細はHPの該当欄、または問合わせを」。
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
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「SRS速読法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
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第2276話(読者)■多様かつ多くの書類・資料に目を通すため速読に興味あり
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「仕事の関係で多様かつ多くの書類、資料に目を通すことが多く速読には以前から興味を強く持っていました。
 本書ですでに取り組んでいるところです」。
     (KI。55歳。男性。長崎県西海市。051018受け取り)


第2277話(栗田)■高知県大月町から屋久島まで346km移動したアサギマダラを再捕獲した(SRYK28 05.11/30)
「2005年10月30日に、高知県大月町で標識されたアサギマダラを、31日後に、屋久島で再捕獲しました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の10月30日に、高知県大月町大堂海岸の旧道で、若山勇太さんが、アサギマダラに、『W367 オオドウ 10/30. 』と標識をして放蝶されました。
 それから31日後の05年11月30日に、鹿児島県屋久町原で、私がその蝶を再捕獲しました。私は、この蝶を撮影して記録しました。その後『SRYK28 11/30』と追記し放蝶するつもりでしたが、道路脇にトラックが急接近して来たため、記載せずに放蝶してしまいました。
 移動距離は約346km。移動方向は南西です。
 屋久島は奄美諸島(奄美大島、喜界島を含む)よりも北に位置しますが、興味深いことに、屋久島での再捕獲は、奄美諸島の再捕獲よりピークが遅れているように見えます。これは、屋久島を経由しないで、いきなり奄美諸島に行く集団があると考えると理解できます。しかし、それが真実かどうかの検証は難しく、今後の解明に待たれます」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060205記載)。


第2278話(栗田)■グランデコからアサギマダラが愛知県三ヶ根山まで418km移動して自己再捕獲できた(SRS10977 05.9/1) <愛知県63例目>
「2005年9月1日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、45日かかって、愛知県幡豆町三ヶ根山まで移動して、自分で再捕獲できました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の9月1日に、福島県北塩原村のグランデコ・リゾートのスキー場で、私はアサギマダラに『SRS10977』と記載して放蝶しました。
 それから45日後の10月16日に、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山で、私はこの蝶に再会することができ、再捕獲し、撮影した上、『SRT4234』と追記して再度放蝶されました。
 ここまでの移動距離は418km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再確認されたもののうちの第63番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧内海フォレストパーク[以下内海FPと記載]。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22.内海FP。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.内海FP。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社。40.三ヶ根山。41.豊橋市多米峠。42,43.扇子山。44,45,46.三ヶ根山。47,48,49.蔵王山。50,51,52.三ヶ根山。53.幸田町。54.蔵王山。55.内海FP。56.名古屋市天白町。57.豊橋市大岩町。58,59.内海FP。60,61,62,63.三ヶ根山)。グランデコから三ヶ根山への移動例としては29例目(46.0%)となりました。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県に多数のアサギマダラ集団が出現します。
 本例は、8/4というアサギマダラのシーズンの初期にグランデコで標識されました。おそらくその後しばらくグランデコ周囲に滞在した後、移動を開始し、10月16日までに三ヶ根山に移動したものと推測されます。
 グランデコからの移動個体は、10月15−16日の2日間に、ここまでの報告としては、10月15日で10例、16日で6例目となっています。おそらく、この頃の三ヶ根山の近域には東北からの個体が極めて数多く飛来しているものと考えられ
ます。
 愛知県での第60、61、62、63例は、伊豫田さん3例、私1例で、10月16日に三ヶ根山で再捕獲されましたが、その時間を見ると、順に以下のようになっています:
 8/7 SRS3770 第60例 12:55。
8/7 SRS10750 第61例 13:36。
 8/4 SRS1350 第62例15:16。
9/1 SRS10977 第63例 14:08。
すなわち午後の時間帯に全例が再捕獲されました。さらに私はこの日に、これ以外に2例を自己再捕獲しています。伊豫田さんの再捕獲の場所と、私の場所は少し離れている
と思います(私の場所は上記)。このようなことをすべて考慮して、この頃に、もっとも多くのグランデコ個体が飛来していたと考えられます。
 『アサギマダラは移動例を集積すると、動きの全体像が見えてくる』」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060205記載)。


第2279話(栗田)■グランデコから福島県白布峠までアサギマダラが5km移動した(SRS3856 8/7, SRS8435 8/21, SRS8553 8/21, SRS9519 8/23, SRS9691 8/24)<福島県第1−5例>
「2005年8月7、21、23、24日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、8月30日に、福島県北塩原村の白布峠で再確認されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月7日に、群馬県耶麻郡北塩原村のグランデコリゾート内のスキー場で、私はアサギマダラに『SRS3856』とマーキング(標識)をして放蝶しました。
 同様に、8月21日には『SRS8435』『SRS8553』と標識をして放蝶しました。
 同様に、8月23日には『SRS9519』と標識をして放蝶しました。
 同様に、8月24日には『SRS9691』と標識をして放蝶しました。
 これらの5頭の蝶は、同年8月30日に、福島県北塩原村の白布峠で、藤井恒さん、藤井佐紀子さんが再捕獲され、確認の上、再度放蝶されました。
 移動距離は約5km。移動方向は北西です。
 本例は、2005年にグランデコから福島県白布峠まで移動して確認された第1例目から第5例目となりました。
 白布峠の福島県側で藤井さんらによって再捕獲されたのは、8月30日に88例あり、そのうち5例(5.7%)が、SRS個体でした。
 8月1〜24日までにグランデコで標識したSRS個体は8600頭でした。8月24日に近い数日におけるSRS個体の自己再捕獲率は同程度でした。『白布峠とグランデコとはかなり自由に往来している可能性がある』と思われます。
 また、藤井さんが、8月30日にグランデコで再捕獲されたSRS個体は、347頭中20頭で、5.8%となり、福島県側の白布峠での再捕獲率(5.7%)とほぼ同一になり、SRS標識個体の拡散が十分に起きていると考えてよいことがこのデータから示唆されます。
 この数字(5.8%)をそのまま用いると、グランデコでのアサギマダラの全頭数は、8600×347/20=149210と推定されます。
 しかし、実際には、上記のSRS個体の日付を見ると、8月の後半にやや偏っているように見えますから(山形県での再捕獲を見るとその傾向が見やすい)、すでに、移動してこの周辺からいなくなっている個体があり、さらに、山形県から流入している個体もあると考えられるので、(すなわち、SRS個体の密度は、薄まっている可能性が高いので)、この頭数は、過大評価されていると考えるべきです。そこで、『約15万頭』は、実際の頭数の『上限を示す数字の一つ』とみなすのが妥当な解釈です。
 ここには示しませんが、私自身のグランデコでの日々の再捕獲率を用れば、頭数と日数が多い分、より信頼できる推定ができると考えています」。
    (栗田昌裕。SRS提唱者。060205記載)。


第2280話 ■ペーパーバックと携帯ゲーム
「昨年から英語小説の多読を楽しんでいるが、洋書売り場を撤去する書店が最近増えて残念だ。電車でも洋書を読む人が減って、携帯ゲームに熱中する若者が目立つ。ペーパーバックへの挑戦は、ゲーム攻略に匹敵する楽しみだと思うのだが・・・。先日、地元の駅ベンチで英語小説を読んでいる年配男性をみかけた。彼の本を覗き込むと、半年ほど前に自分が読み終えた本だった。数少ない同朋に遭遇したような嬉しい気分となった(No.288話)」。
    (赤○敏○。SRSインストラクター。060204受け取り)。


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました
→購入の問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第42回「学習法」の内容のメッセージを紹介します:

■第42回 「学習法」(高速学習法) 98年12月17日。
 われわれは一生が学びの機会である。
 向上心と意欲があればたくさんのことを学び、どんどん成長することができる。
 その際に、スピーディに効率よく学ぶことが学びを快適にする上で重要である。
 そのためのさまざまな工夫と技術を解説する。
 学習法は速読法がダイレクトに活かせる現実的な応用の場でもある。

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