【今週のちょっといい話】 第2657話−第2659話

     
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「初級速読法半月講習は6月17日〜7月1日です(講師は栗田)」。    
「中級速読法集中講習は7月2日〜7月16日です(講師は栗田)」。
「6月27日に活夢法の5回講習が始まります(講師は栗田)」。
「7月22−23日に初級速読法の1泊研修があります(講師は栗田)」。

「第132回定例会は6/22(木)開催で『挑戦法(可能未来解読挑戦法)』です」。
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第2657話(読者)■速読にますます興味が湧いた
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「速読にますます興味が湧いた」。
   (RK。19歳。男性。千葉県市川市。060522受け取り)。


第2658話(栗田)■姫島から石川県にアサギマダラが625km移動した(SRS2733 ヒメ 06.5/21)<姫島からの3例目>
「06年5月21日に、大分県の姫島で私が標識をしたアサギマダラが、石川県で再確認されました。
 これは私が体験した『アサギマダラの2006年度の北上移動』の第4例目です。
 同時に、2006年度に姫島から北上した例の第3例目になりました。
 05年の5月21日に、大分県東国東郡の姫島のみつけ海岸で、スナビキソウの群落に集まっていたアサギマダラの一頭の雄に、SRS2733 ヒメ 5/21』と標識をして放蝶しました。
 それから16日後の、6月6日の7時32分に、石川県輪島市光浦町袖ヶ浜で、日吉南賀子さんが、その蝶を再捕獲されました。スナビキソウで吸蜜しており、それに『6/6 わじま』を追記して放蝶されました。霧があり、風弱く、小寒い、気温19℃の天候でした。 
 移動距離は約625km。移動方向は東北です。
 本例は、06年に私が関わった遠隔移動例の第4例です。
 また、本例は、06年の姫島からの北上個体で再捕獲された第3例です。
 第一例は、福井県敦賀市色浜での再捕獲でした(藤井大樹さんによる)。
 第二例は、石川県輪島市光浦町袖ヶ浜ででした(日吉芳朗さんによる)。
 第三例である本例は、第二例と全く同一の場所だそうです(日吉さんの奥様による)。
 05年には、以下の2例が確認されました(いずれもSRS個体)。
 「姫島 6/3 →石川県珠洲市 6/18」。「姫島 5/19 →埼玉県嵐山町 6/12」。
埼玉の例を除くと、姫島からは、日本海側に飛んでいく確率が高いように感じられます。
 本例が姫島で標識された5/21は、天候条件が不良なその前3日間に比べて、天気もよく、風も少なく、「アサギマダラ日和」と考えられた日でした。
 この日は、姫島にかなりの数のアサギマダラが飛来し、同時に、渡って行った日だと考えられました」。 
  (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。アサギマダラ研究家。060612記)


第2659話(栗田)■日本テレビ「スッキリ!!」で『海を渡る不思議な蝶』を紹介
「2006年6月9日金曜日の朝9時25分から8分間ほど、姫島のアサギマダラに関するテレビ番組が放映されました。これはテリー伊藤、阿部哲子が司会を勤め、8:00から、9:55までの枠で放送される日本テレビの朝の情報番組『スッキリ!!』の中でのこと。
 朝日新聞その他の新聞記事を契機として、姫島のアサギマダラが、次第に全国的に知られるようになって来つつあるように思います。
 6月5日に、制作会社クリエイティブネクサスのディレクター有馬氏から姫島のアサギマダラをテーマとする番組を造りたい旨の電話がかかり、急遽関係者に連絡をした結果、6月6日に姫島での取材、6月7日にびわ湖バレイと敦賀市での取材が敢行され、6月9日に放映されることとなりました。
 以下は、担当のディレクターからこのような内容にします、として私が受け取った文書です。結果として、ほぼ下記の記載通りの内容で放映されました(小学校でエールを受ける場面はなかったようですが):
----<VTR>----
・朝日新聞の記事を読んだ。
・姫島に行ってアサギマダラを見てみたいと思った。
・新聞に載っていた栗田昌裕先生に連絡をしたところ、
 姫島でアサギマダラを保護している中城さんという方のことを教えてもらった。
・島の、アサギマダラのいる場所で中城さんと会えることになった。
・姫島にやって来た。
・町の人にアサギマダラのいる場所を訪ねながら、自転車でたどりつくことができた。
・アサギマダラがたくさん飛んでいる。
・その場で中城さんに出会う。
・漁で沖に出ているとき、アサギマダラが、海上を飛んでいくのを見たことがあるという話を聞く。
・中城さんに『マーキング』のことを教えてもらう。
・姫島のアサギマダラを、どこか遠い場所で見たいと思い、探しに行くことを決める。
・6年生全員でアサギマダラのマーキングをしたという、姫島小学校を訪れる。
・教室で生徒のみんなに『がんばってね』とエールを受ける。
・夜行列車に飛び乗る。行き先は、栗田先生から、アサギマダラがたくさんいると教えてもらった滋賀県の『琵琶湖バレー』。
・『琵琶湖バレー』に到着。栗田先生が連絡を取ってくれたおかげで、ここに今、アサギマダラのマーキング調査をしている人たちがいるはず。
・ゲレンデの斜面で『アサギマダラを調べる会』の金田さん、林さん、藤野さんに会うことができた。
・姫島のマークの記されたチョウが捕獲されないか、金田さん、林さん、藤野さんの調査に同行させてもらう。
・何匹捕らえてみても、姫島のマークが入ったものが見つからない。
・しばらく経って、『アサギ・ネット』の藤井さん親子に出会った。藤井さん親子も、栗田先生からの連絡で駆けつけてくれたらしい。
・藤井さんの息子さんが、4日前に敦賀で姫島のマークが記されたアサギマダラを捕獲したという場所へ連れて行ってもらう。
・敦賀のポイントへやって来た。
・藤井さんの息子さんが、そこにいる全てのアサギマダラを捕まえてみてくれる。
・姫島のマークが記されたものがいないか、網に入ったチョウを確認してみる。
・その中に、姫島のものは一匹もいなかった…残念。
----<スタジオ>-----
・今回の取材では、姫島のアサギマダラを他の場所で捕まえることはできなかったが、これまでに、姫島を北上したアサギマダラが見つかった場所として、敦賀のほか、石川県・輪島市などがある。台湾で放たれたアサギマダラが『琵琶湖バレー』で再捕獲された例もある。
→…など、アサギマダラの渡りの驚異について説明
・告知『もし、羽にマークの入ったアサギマダラを見つけた方は、栗田先生のSRS研究所までご一報を』。 
  (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。アサギマダラ研究家。060612記)


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました
                        →購入の問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第42回「学習法」の内容のメッセージを紹介します(以下のメッセージは、イントロダクションに過ぎません。実際の詳しい内容はDVDで学んでください):


■第42回 「学習法(高速学習法)」 98年12月17日。
 われわれは一生が学びの機会である。
 向上心と意欲があればたくさんのことを学び、どんどん成長することができる。
 その際に、スピーディに効率よく学ぶことが学びを快適にする上で重要である。
 そのためのさまざまな工夫と技術を解説する。
 学習法は速読法がダイレクトに活かせる現実的な応用の場でもある。→定例会DVD

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