【今週のちょっといい話】 第2991話−第2994話

  
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「12月9日から、SRS速読法の半月5回集中講習を開催(講師は栗田)」。
「12月18日(月曜)、第138回定例会『明響法(明響性格改造法)』が開催されます」。

    ←→L  明響法では明中暗の3つのストーリーを着想する力を養う 061202
「2月3日に記憶法1日講習、2月4日心象法(イメージ訓練)一日講習(講師は栗田)」。
「3月10−11日(土日)にSRS速読法の一泊研修を開催(講師は栗田)」。
 いずれも、問い合わせ、参加申し込みはSRS研究所(電話03-3821-3197)へ。


第2991話(初級)■看板を瞬時に見る訓練を行い、理解に関する誤解が解けた、そのとたん、力みが消え、よく理解できるようになった

 (初級半月速読法の4日目に書かれた【ステップ7と8の体験談】より)
「<ステップ7>
【気づき】
 ●朝、講座に来る際、JRの車窓から外をながめ、看板を瞬時に見る訓練を行った。30個の様々の看板を瞬時に頭の中で想起した後、電車を降りてから再び想起してみたところ、15個は想い出された。
【役立て】
 ●肩こりがあると指回し運動を行う。
【共鳴呼吸変法/単純法2】
 ●青の世界は、氷のある地域(北極)、赤は太陽がさんさんと輝く砂漠、黄は黄土の土地をイメージした。並列的には青と赤のイメージまではうまくできたが、3つ目はイメージが動かなかった。
【イメージ訓練/回転法】
 ●ユリ:真白なユリの中心は少しピンクがかっていた。黒い植木鉢に入ったこのユリは私の正面に浮いており、上から見ると時計と反対方向に回った。向こうから日陽しがさしていたので、常に光と影が見られた。
 ●イルカ:イルカはとても気分がよさそうで動きも速かったり、ゆっくりだったり、遊んでいるようす。体をスクリューのように、回転させたり、輪を描くように泳いでいた。
 ●自分:イルカ程ではなかったが私もきれいにうまく様々な輪を描いたり、反転を続けて泳ぎ回った。海に陽ざしが入り込み、とても快適だった。
【全体の感想】
 ●『読む』ということは、筆者(書き手)のメッセージをきちんと(正しく)つかむこと、というのは、従来の読書で無意識に当たり前のように行ってきたのに、速読に対する誤った先入観にとらわれ、このメッセージを全く無視していたのが、残念。自分は、この場で固定観念や先入観とは無縁と信じていたのに。
 ●STEP7のクラスでは、目からウロコが落ちた。速読理解力について自身がこれまで行ってきた定義が、先生が話された子どもの理解の例によって決定的に誤っていたことに気がついたからだ。この気づきは体験を通じて起きたのでまさに痛感したという思いだ。
 ●上記の『読む』ということに対する誤った解釈に気がついた途端、速読する時に無理な力みがとれた。3000字を最大限理解するための(1分間)読書では、1回目で大局をつかみ、2度目で抜けやあいまいな点を確認でき、よく理解できた。
 ●イメージを想起するとき、過去の体験を『ブレンド』することができれば、比較的良く行うことができることを実感する。体験をどんどんインプットして使って行きたい。
<ステップ8>
【共鳴呼吸変法/ドームイメージ法】
 ●とてもここちよいイメージでした。黄金に輝く光の噴水が体の中に昇っていくときは、体がいやされ、エネルギーが増したような気になりました。頭のてっぺんから光が出て行き、頭上で輝くときは日陽しをいっぱいに浴びていました。
【閉眼指回し】
 ●色彩の出現は受講回数が増すごとに出現しやすくなっていると思う。指回しの回数が少ない段階でも出現しているからだ。色やイメージなどは意識して出そうとすると出やすいように感じる。
【全体の感想】
 ●文字数に対する『恐怖心』が消えた。リズム・呼吸が少し乱れただけで速度と理解度が格段に落ちてしまうので、5つのことに気をつけて速読することを常にこころがけたい。
 ●一行読みすることがとてもやりづらく思えるようになってしまったと思います(栗田注:速読に慣れたので、従来の読書が非常に面倒くさいものに思える、ということを意味しています)。
 ●ワナワナリーディングがうまくできなかったので今週中にそれをきちんとマスターしようと思う。
 ●速読の際、最初に内容予測あるいは興味を示すことがなく読み始めたことが時々あったが、その時は決まって理解度が落ちた。速く読む事ばかり意識して、背景や著者のコミュニケーションをつかもうとしなかったためだ。集中することと力むことの違いを痛感した」。
   (YS。43歳。男性。SRS速読法初級第464クラス受講者。050918受け取り)

[スタッフ注: YSさんの読書速度は、初速が760字/分でしたが、
8ステップで、34800字/分(45.7倍)に到達しました。
 第464初級クラス全体では、初速は897字で、最終回の平均は28789字/分(32.7倍)でした]。


第2992話  ■国際山岳ポーター権利擁護団体


「 栗田先生、侑未子代表、スタッフの方々
速読インストラクターの高橋和夫です。
いつもお世話になっております。
かなり冷え込む日も出てきましたが
皆様、お元気でしょうか。
HPやブログ、いつも楽しく拝見させてもらってます。

毎年恒例のホノルルマラソンも迫ってきて
だんだん本気モードになりつつあります。
今年は毎年お世話になっているツアーの
ホノルルマラソンツアー30周年記念なので
少し気合を入れてトレーニングを積んでいたのですが
無理な食事制限をしてしまい、左膝を痛めてしまいました。
故障直後は普通に歩くのもままならない状態でしたが
何とかゆっくりジョギングできる程度には回復しました。
走れることにそして今年も参加できることに感謝して
楽しんでこようと思ってます。
帰国後またお会いできれば幸いです。

ちょっといい話を添付しましたので
ご査収の程、よろしくお願い申し上げます。

  今週のちょっといい話『国際山岳ポーター権利擁護団体』 
『海外から高所登山やトレッキングにくる人達の荷上げを担当するポーターと
呼ばれる地元民の権利を擁護しようという団体がある。
英国のドクターでクライマーの方などが中心となってできた団体である。
ポーターの人達の中には一回の海外の遠征隊の仕事で一家一族を養っている人も
少なからずいて、そういう人達は途中で体調が悪くても解雇されるのを恐れ
無理をして凍傷で手や足を切断せざるをえなくなったり
中には高度障害で命を落とす人もいる。
そういった人達の最低限の金銭保障や健康管理や
シューズとかウェアも含めた装備補填等に基準を設け
不幸な事故や悲惨な事例が起きないよう
各国の登山隊やトレッキンググループに呼びかけを行なっている。
我々もポーターの人達にはとても世話になった(なっている)。
国際山岳ポーター権利擁護団体(IPPG)の発展を強く望む』」。
      (高橋和夫。SRSインストラクター。061126記)


第2993話(栗田)■グランデコから喜界島にアサギマダラが1408km移動した(デコ18 8/20、SRS14670 06.8/28)

「2006年8月20日に、福島県耶麻郡北塩原村のグランデコスキー場で、繁田彰雄さんがアサギマダラに『デコ15 8/20 デコ』と標識(マーキング)をされました。この日は、グランデコホテル主催の『アサギマダラ観察会』が開催されましたので、主催者であるスタッフの繁田統括総支配人も標識に参加されたのです。
 その個体は、8月28日に、同所で私が再捕獲しましたので、『SRS14670 8/28』と上書きをして、再度放蝶しました。すなわち、この個体は、8月の末まで、グランデコスキー場に滞在していたのです。
 その後、11月25日に、鹿児島県の喜界島の滝川林道で福島誠さんがこの個体を再捕獲されました。
 移動距離は約1408kmで、2回目の確認から喜界島までの移動期間は88日間かかったことになります。
 本例は、グランデコで放蝶され個体の中で、喜界島に移動して再捕獲された15例目となりました(すべての標識個体の中で)。
 喜界島は奄美諸島の中にあり、比較的小さめの島ですが、数多くのアサギマダラが南下移動して来ることで知られています。06年にはこれまでのところ、グランデコから南西諸島に移動した例は、喜界島15例、奄美大島4例、徳之島1例となっています。
 喜界島がなぜ多いのかは、本当には解明されていません(しっかりと再捕獲する人がいることもその一因ですが、必ずしもそれだけではないようなので、本当のところは謎だと考えているのです)。 
   (栗田昌裕。アサギマダラ研究家。061202記載)。
追記。2006年のアサギマダラの渡りのデータは、以下に要約して示されています(本例の詳細データもそこからクリックして見ることができます):
http://www.srs21.com/3d_insect/watarichou_no_tabinokiroku/2006_watarichou_no_tabinokiroku.htm


第2994話(栗田)■ブログ「アサギマダラと自然のよろこび」には「ソヨゴは冬場に赤い実を楽しませてくれる」掲載

「『アサギマダラと自然のよろこび』のブログ:
  http://srs21.blog59.fc2.com/
では、
12/01 01:46 ソヨゴは冬場に赤い実を楽しませてくれる
   http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-212.html
を掲載しました。クリックしてご参照ください。
(SRS研究所のHP:
 http://www.srs21.com/3d_insect/blog%20index/blog%20index.htm
 から目次経由でも見ることができます) 
 アサギマダラ調査関連情報と、
 カナディアン・ロッキーの旅の画像を紹介しています」。 
     (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。061202記載)。


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました
                 →購入の問い合わせは電話03-3821-3197へ
 今回は、第129回「大観法」の内容のメッセージを紹介します(以下のメッセージは、イントロダクションに過ぎません。実際の詳しい内容はDVDで学んでください):

■第129回 「大観法(大局観構築獲得法)」 06年3月10日

 複雑な現象を理解するには、ものごとを大局からとらえる能力が必須である。
 人生も同様である。仕事にせよ、学習にせよ、対象に対する大局観を速やかに創ることができるものは、最速で対象をとらえ、最適な判断が可能である。過去の大局と現在の大局と未来の大局がとらえられれば、行動の道筋も誤ることはない。そのようにして、人生のあらゆる場面で役立つ大局観をいかにして構築し、役立てるかについて指導する。
 大観法は、一見、要約や単純化と混同しがちだが、全く異なる分野であることを指摘しておく。
 大観法では、大観ファイルを作成するが、大観ファイルは、意識の深く広い領域に「大きなファイル」を形成する。それに対して、要約や単純化は、小さいファイルを作成し、しかもそれは意識の浅く狭い場所でも扱えるものである。 すなわち、大観と要約・単純化は方向が逆である。
 大観ファイルができると、それは人生を動かしていくパワーの発生源(駆動力の源)ともなる。→定例会DVD

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