【今週のちょっといい話】 第3135話−第3138話

今週のちょっといい話
一つ前のいい話に
戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
SRS能力開発法の
HP表紙に戻る

<お知らせ> →講座日程案内   →SRS能力開発法

「2月10日(土曜)から、SRS速読法の5回集中講習が開催されます」。
まもなく申し込み締め切りです。

「2月24日記憶法1日講習、2月25日心象法(イメージ訓練)一日講習(講師は栗田)」。
「3月10−11日(土日)にSRS速読法の一泊研修を開催(講師は栗田)」。
「2月15日(木曜)、第140回定例会『活脳法(低次脳機能活性法)』が開催されます」

     ←→K 低次脳機能は無意識の運動を司る 070206
いずれも、問い合わせ、参加申し込みはSRS研究所(電話03-3821-3197)へ。


第3135話(栗田)■「子供の頃の自然の中で過ごした情景がありありとよみがえる」


「たまたま乗ったタクシーの中で、運転手のいろいろな話を聞いた。
 彼は福島県のいわき市出身とのこと。見たところは60歳代と思われる。
 東京に出て来て、もう30年も故郷に戻っていないが、最近、子供の頃に、自然の中で遊んでいた場面がありありと、とてもなつかしく思い出されることが多いという。
 海岸でよく釣りをしたこと。
 カエルを餌にして、大きなタコを釣った場面。
 膝まで海につかって、岩を転がすと、裏側にたくさんのウニがいて、それを割って海水ですすぐと、食べられるところだけが残る。それを食べてうまかったこと。
 冬の水の涸れた水田で野球をしたこと。・・・などなど。
 人の意識の土台は、幼少の頃に出来上がる。感性もその頃に決まる。
 大人になると、その上にいろいろな知識や体験が積み重なるので、小さい頃のことは振り返らなくなって忘れていることが多いが、年を取るにつれて、幼少に回帰していく現象が起きる。
 だから、小さい頃に自然の中で思う存分遊んだ人は、年を取ると、それをありありと思い出し、自然はよかったなあ、と思い出すことが増えるのではないだろうか。
 私自身も、小さい頃のさまざまな場面をよく思い出す。ただし、私の場合は、年を取ったから思い出すのではなく、一貫してよく思い出している。というのは、潜在意識の根底を見つめることがSRS能力開発法の重要な側面だからだ」。
  (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。070205記)


第3136話 ■山古志村の続報・・・「災害復旧はいかにあるべきか」について現地調査から談話会で話題を提供した

「栗田先生、侑未子代表、SRSスタッフの皆様
● 札幌では今年は雪が少なく、半袖で雪祭りの準備が始まっているようです。私の暮らす茨城でも、植物たちに早くも春の準備が始まりました。例年より、かなり早いペースに思います。急に寒くなることのないことを祈っています。
● 山古志村の続報です。今回は、異分野の人々と話すことで、新しい視点が生まれ、共鳴体験の大切さを学びました。
● 『希望法』講習会の翌日、有志が集まり、元大学教授宅で地形談話会が行われました。この場では解らないことをみんなで考えようと意図で不定期に開催されているものです。今回は、山古志村について『災害復旧はいかにあるべきか?』と題して3人の演者から話
題提供がありました。私も頼まれましたので、景観と防災との関係について、現地調査から得られたことをお話しました。ちなみに、この談話会で私からの話題提供は、初めてのことです。
 参加者は地形、地質、防災の専門家から、実務に携わっている方、高校の先生、大学生、幼稚生まで様々でした。遠く新潟、京都からの来訪もありました。総勢20名くらいでしょうか。
 山古志村では、棚田景観からのり枠景観へと変化しつつあります。
それ自体は、かつての里山の景観が失われつつあり、悲しいことです。しかしながら、実際に実務に係わっている方からは、景観と防災を両立させるのに苦労されている感じが伝わってきました。この点については、様々な障害があるでしょうが、よい方向へ発展することを期待しています。
● 私自身は、異分野の方と意見を交わすことで、いつもと違う新しい視点が生まれたのは大きな喜びでした。また、1つの話題を通じ、皆が共感・共鳴することの大切さを学ぶ機会にもなりました。
                        (以上 070201 記)
●[追記]これは私の意見ですが、安全のためには、地盤を制御せねばならないという事情や風潮があるように感じています。山古志村がのり枠の村へ変わりつつある背景には、短期間でコストを抑えながら工事をしなければならないことを大義名分に、短期的な物事の達成しか見えず、中長期の展望が見えない(見ない)ことがあるのだろうと分析しています。余談でした。
      (大○哲○。SRSインストラクター。070201受け取り)
栗田追記。大○氏は、河川生態を含めて水環境を研究している専門家です。


第3137話(初級)■ネットも速読でき、運転も上手になり、速読で目標達成でき、指回しでとてもきれいな青色が見え、夢に五感が加わり、速読の夢を見て、一日中明るい

  (初級速読法472クラスの参加者が3日目に提出した体験談チェックリストより)
「<ステップ5>
【夢変化】
●夢の中に、臭い、味などの感覚も加わってきた。
●色は以前からあったが、鮮やかになった気がする。
【気づき】
●新聞を積極的に読む様になった。
●ネットをする時も速読の意識で読める様になった。
【役立て】
●主に教習所で役立っている。
●全身の感覚がとぎすまされてきたので、前より上手く運転できる気がする。
【クロスリング法】
●段々と続けていくと、『光が通った』とイメージする場所があたたかく感じたりした。
●イメージする光の明るさもどんどん強くなっていったので驚いた。
●頭上に炎があるイメージをした時は、頭の上が熱くなった。
【イメージ訓練/距離移動法】
●車、飛行機共々、気をゆるめると1秒くらいで自分の目前まで来てしまうらしい(せっかちだからか)。
●なので意識的に乗り物のスピードを調節した。
●『イメージをまぶたに…』の話にはおどろいた。とても先入感の強いタイプだ(私は美術系の大学にいるせいもあって、そういった考えは全くない)。
【全体の感想】
●読んでいる時に、大阪の社長が出てくることが少なくなった。
●文字を図の様に見始める様になった(そのあたりで文字数が増えた)。
●始めは、周りの人の息をすする音がとても気になりイライラ集中できなかったが、指回しや速読をくり返すだびに集中力があがり気にならなくなった。ちょっとした気の乱れが、数値に関わってくることがわかった(集中力のとぎれなど)。
<ステップ6>
【共鳴呼吸法/単純法】
●思い出すことは集中力が必要だったが、その行為をしていると心が落ちついていくのを感じた。
●呼吸法で気持ちをコントロールすることができそうだ。落ちこみそうになった時イライラする時にやるとよさそうな気がする。
【イメージ訓練/並列移動法】
●2人の時は、大学の友人で空港の滑走路のような場所だった。たぶん最近一緒に旅行に行き、飛行機を使った体験が反映されているのだろう。
●複数になると、相手は知らない人になり、自分の目の前に来た時のアクションも他人のように通り過ぎるものに変わった。
【閉眼指回しチェック】
●3指で大きく変化し、そこでとてもきれいな青や紫が見えた(今まで見たことがない色合いだった)。青の洞窟みたいにきれいな青だった。
●指は違うが、やはり最初暖色系で、3の指あたりから寒色が加わるようだ。
●私の場合、黄色や緑色はほとんど常に見えるらしい。
【全体の感想】
●今日はイメージを思いうかべる力がとても豊かになった。
●特に、指回しをしながら目をとじた時に見えたきれいなブルーは、今まで目をとじて一回も見たことがない様なブルーで感動した。
●速読の方も目標を達成できた。目の動きが速くなったのが自分でもよくわかる。
●迷路が途中でグッと上がったのでうれしかった。
<チェックリスト>
【気づき】
●2/26:昨日は疲れてあまり予習出来なかったが、今朝とてもスッキリ起きられた。
 楽しい夢を見れたからだろうか…。
●2/27:昨夜は、速読が出来るようになる夢を見た。おもしろい夢で、速読が出来た瞬間自分が新幹線のようになってものすごいスピードで走っている、というものだった[栗田注:印象的な楽しい夢ですね]。
●2/28:2日連続で速読をしている夢を見る。今日は訓練をしている夢だった。
●3/1:今日は何個も夢を見た。ニュースの影響か、荒川静香が夢に出てきて、何個も見た夢の全てに出てきたので面白かった。
●3/2:今日はおいしいものを食べる夢を見たが、味や臭いを感じることが出来た。
●3/3:夢の中で、速く走ったりおそく走ったりと、コントロール出来た(今までは全くコントロール出来なかった)。
【今週のちょっといい話】
●2/26:目ざめた時、何だかわからないがとてもヤル気がわいていた。目ざめは悪い方なのだが、スッキリ起きられた。
●2/27:今朝もひき続き何だかわからないヤル気に満ちて起きる。講義を受けてから気持ちが前向きになった様な気がする。
●2/28:教習所の学科の勉強が、前より頭に入るようになった。
●3/2:教習所で、今までよりも上手く車に乗ることが出来た。体全体の感覚が良くなった気がする。
●3/3:一日中明るい気分でとても楽しかった」。
  (YU。21歳。女性。SRS速読法初級第472クラス受講者。060312受け取り)

[スタッフ注: YUさんの読書速度は、初速が486字/分でしたが、
10ステップで、8200字/分(16.9倍)に到達しました。
 第472初級クラス全体では、初速は947字で、最終回の平均は25163字/分(27.5倍)でした]。


第3138話(栗田)■ブログ「アサギマダラと自然のよろこび」には「ポインセチア・ウィンターローズとポインセチア・カルーセルが同時に咲いている」「砂と海が不思議な縞模様をなすタスマニアの海岸(タスマン半島)」掲載

「『アサギマダラと自然のよろこび』のブログ:
  http://srs21.blog59.fc2.com/
では、
   01/29 19:08 ポインセチア・ウィンターローズとポインセチア・カルーセルが
         同時に咲いている
        http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-277.html
   01/26 23:12 砂と海が不思議な縞模様をなすタスマニアの海岸(タスマン半島)
        http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-276.html
を掲載しました。クリックしてご参照ください。
(SRS研究所のHP:
    http://www.srs21.com/blog/blog%20all%20index.htm
 から目次経由でも見ることができます) 
 アサギマダラ調査関連情報と、オーストラリアの画像を紹介しています」。 
     (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。070204記載)。


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました
                 →購入の問い合わせは電話03-3821-3197へ
 今回は、第60回「増殖法」の内容のメッセージを紹介します(以下のメッセージは、イントロダクションに過ぎません。実際の詳しい内容はDVDで学んでください):

■ 第60回 「増殖法(知識増殖法)」 00年06月14日

 増識法はさまざまな分野の体系的な知識を豊かにかつ速やかに増殖させて情報処理能力を高め、人生を有意義に暮らすための技術群である。
 私たちは平素の生活で、体験を通じて無数の情報を得ている。そのうちの大半は、「ただの体験」として蓄積され、一部はあるまとまりをなす「知識」となる。
 知識は他の体験と連携され、行動や反応に役立てられる。すなわち、知識は体験から抽出され、未来に役立つものである。活性度の高い知識は他の体験や知識と緊密なネットワークを盛んに形成し、物事の理解を深め、多様な発想を促し、的確な思考を推進するベースとなる。
 知識が不足していると、見たものをよく理解することもできないし、体験を解釈することもできない。知識が活性化していないと発想が広がらない。知識が杜撰であると推論があやふやになる。知識が体系をなしていないと物事の大局や未来を見ることができない。知識に定量性が欠けていると、体験を評価することもままならない。
 そこで、十分な量の知識、活性化された知識、確実な知識、体系をなす知識、定量性のある知識を増やすことが情報処理能力を高め、人生を豊かにかつ自信を持って過ごす秘訣であることが分かるだろう。
 増識法の講習では、従来のように断片的な知識を偶発的に得る生活を改めて、体系的で活性度の高い知識を確実にかつ速やかに増殖させる技術を紹介する。その際には「大自然」から数々の原理を学べるだろう。
 内容に乏しく活性度が低かった知識の蔵を、活性度が高く広大で豊かな蔵に高めていこう。
 知識が増殖するにつれ、心の内部には居心地がよい快適で広々とした空間が生まれる。その空間は最先端の仕組みが整った未来の大都市にも擬することができるし、多様な動植物が満ちた生態系にも喩えられる。
 荒れ地に雑草がまばらに生えているような知識の状態から、どんどん生長していく樹林のような知識を育て、やがては熱帯の樹海のような豊かで濃密な生態系をなす知識の世界を実現しよう。その先には、SRSが目指す「地球の能力開発」のビジョンの新たな側面も見えて来るだろう。→定例会DVD

一つ前のいい話に戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
SRS能力開発法の
HP表紙に戻る