■ SRSメールマガジン第111号

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電話で以下に:
 SRS研究所
03-3821-3197へ
2007.05.01
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 ◇エスアールエス研究所メールマガジン◇
          第111号 

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[エスアールエスからの講習のお知らせ]

◆記憶法Aの5回講習が5月8日から毎週火曜日夜に
 開講されます。この講習は栗田式記憶法のオリジナルな
 26の技術を指導するもので、SRS能力開発法の41
 から45ステップの内容に対応しています。
 速読法と記憶法はお互いに補完し、補強し合う関係にな
 っていることが講習を通して理解できるでしょう。

◆速読法初級一泊研修が5月12-13日に開講されます。
 SRS初級速読法の10ステップを2日間で学ぶ講習です。
 過去のクラスでは平均10倍以上(平均1万数千字速読)
 を達成しています。前回の3月のクラスでは、平均16倍
 (1万4000字/分)の速読が達成されました。
 HPの参考記事:
 「2007年3月初級一泊研修の成果 」
http://www.srs21.com/sokudoku/chart%20pages/0703-ippaku_chart.html


[栗田先生より]

<喜界島の自然は何かが例年と違って狂っている>

1■07年4月下旬に、鹿児島県喜界島に自然の調査にでかけ
ました。これは4年目になりますが、過去3年とは全く異なる状況
に驚いています。

2■喜界島や奄美大島の自然の進行を判断するときには、いくつ
かの指標となる生き物を見て、その変動を見て、季節を評価する
ようにしています。

3■全般的な季節の進行は園芸植物である「アマリリス」が役立ち
ます。平均的な進行の目安は、ゴールデンウィークの頃にアマリリ
スが全面的に開花をすることです。アマリリスは、奄美諸島以外の南
西諸島でも民家の庭によく植えられており、車で走っていてもよく見
えますので、指標として役立つのです。
 2006年は季節の時計が早く進んだため、5月の初めにはすでに
アマリリスの開花はほとんど終わっていました。2007年はアマリリ
スの基準で見ると、平均的な年のように見えます。

4■アマリリス以外の指標では、シマアザミやショウジョウソウが役
立ちます。シマアザミは南西諸島で見るアザミですが、3月頃から
開花を見ます。それが連休の頃にどの程度終わりかけているかで
判断ができるのです。2007年のシマアザミは時計がやや早く進ん
でいます。4月下旬の時点で、7割以上の株で花が終わり、綿毛を
持った種子を観察できます。ショウジョウソウは南米から来た帰化
植物ですが、平均的には連休の頃に美しい朱色の苞が観察できま
す(ポインセチアの仲間で、花も似ています)。2007年のショウジョ
ウソウは、成長が不良で、花も少ない上に、葉の大きさが例年の6
割くらいしかないように見えます。
このように、アマリリス以外の指標で見ると、季節の時計が早く進ん
でいるものと、遅く進んでいるものとが、ちぐはぐに混在しているのが
2007年の特徴です。

5■蝶に関して見ると、調査目標のアサギマダラは異常に少ない年
になっています。これは従来の5分の1以下と言えます。喜界島は
日本でも有数のアサギマダラが多い島ですから(この時期には日本
で一番多いと考えて間違いありません)、その島にこれだけ少ない
のは「一体何が起きているんだろう」と深刻な疑問が浮かびます。
 アサギマダラだけでなく、その仲間であるツマムラサキマダラも、
ほとんど見ることがありません。さらに、アサギマダラに一見似ている
リュウキュウアサギマダラもほとんど見ません。
これらマダラチョウ科の蝶3種の幼虫はいずれも異なる植物を食べて
いますから(一部共有していますが)、気候上の変動によってこのよう
なことが起きていると考えるのが妥当です。
 マダラチョウ科だけでなく、たとえば、イシガケチョウも極めて少なく
なっています。ルリタテハやアカタテハも、一昨年と昨年は驚くほど多
くの個体が見られましたが、今年はそこそこの数しかいません。
 おそらく、これらの蝶の生態を損なう気候上の変動が起きているの
でしょう。

6■結論を急ぐのは待ちたいと思うのですが、間違いなく、「異変」が
起きていると感じている4月末の心境です。
    (以上、2007年5月1日 栗田昌裕・記)


<HPのテーマごとの自然に関する記事のその後>

1■「アサギマダラと自然のよろこび」というブログに書いた記事
を、テーマごとに整理して、HPから読めるようにしています。

 各記事のタイトルの左の圧縮画像をクリックしていただくと、
元の記事と画像を見ることができます:

2■「SRS植物図鑑」では、該当する欄をクリックしていただくと、
現時点では、90種の植物に関する記事を御覧いただけます。
 前回のメルマガを書いた時点では60種でしたので、その後
30種が増えたことになります。
 「SRS植物図鑑」は以下のURLで御覧ください。
http://www.srs21.com/blog/blog%20Plant.htm

3■「SRS生物蝶図鑑」では、50件の「蝶とそれ以外の生き物」
に関する記事を御覧いただけます。
 前回のメルマガを書いた時点では30種でしたので、その後
30種が増えたことになります。
 「SRS生物蝶図鑑」は以下のURLで御覧ください。
http://www.srs21.com/blog/blog%20Living.htm

4■「アサギマダラ生態図鑑」では、40件の記事を御覧いただけ
ます。
 「アサギマダラ生態図鑑」は以下のURLで御覧ください。
http://www.srs21.com/blog/blog%20Asagi.htm

    (以上、2007年5月1日 栗田昌裕・記)


[講座案内]
  ●講習時間、受講料など詳しいことはホームページでご確認ください。
       http://www.srs21.com/plan/index.htm
     ◆速読法初級クラス
        5回講習:6/9、10、16、17、23(土曜と日曜)
        一泊研修:5/13−14(土日の2日間)
       研究所に通える方には、一泊研修より、
       5回講習をお勧めします。理由は、訓練の合計時間がより
       多いので、個々の訓練を繰り返し深める余裕が持てるからです。 
     ◆速読法中級クラス 5回講習。6月30日開講。
     ◆速読法上級クラス 5回講習。7月15日開講。
      注:今年は、「初級→中級→上級」と連続して学べる稀な機会です。
        上級クラスは2年に一回しか開催されません。
     ◆定例会
        5/28(月)「結像法(明解結像焦点法)」
     ◆健康法の会
        5/21(月)「重力場健康法」
        重力を活用して健康になるSRSのユニークな技術を紹介する。
     ◆記憶法A 5回講習 5月8日(火曜夜)から5回。
     ◆心象法A 5回講習 6月12日(火曜夜)から5回。

 ●お問い合わせ、受講お申し込みは、
  SRS研究所(tel. 03−3821−3197)までお願いいたします。


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