■ SRSメールマガジン第65号

 
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2004.4.30 (2004.5.31送信)
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 ◇エス アール エス研究所メールマガジン◇
          第65号 

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☆ 目次
[エス アール エス ホットニュース]
   ●SRS速読法初級5回講習(No.434クラス)終了。
            ・・・速読の倍率は29.1倍(感想文7件)
[最新版3D写真(添付書類)]
   ●ニシキアナゴは黄と白の縞模様が美しい
[全人会ニュースより]
   ●「内面で曖昧なものをそのつど明晰にせよ」
                  (全人会ニュース460号より)
[季節だより]
   ●4月末の奄美大島はウルトラマリンブルーの海と深緑色の深まりを通し
    て、夏の始まりを確実に告げていた・・・・
    ヒルザキツキミソウ・アマリリス・ノアサガオ・シロノセンダングサ・
    ムラサキカッコウアザミの花、ツルモウリンカ、
    ナガサキアゲハ・シロオビアゲハ・モンキアゲハ・ベニモンアゲハ・
    ナミアゲハ・ミカドアゲハ・アオスジアゲハ・ルリタテハ・
    テングチョウ・イシガケチョウ・タテハモドキ・ツマグロヒョウモン・
 付記●奄美大島で放った蝶(SRS−525)が兵庫県まで、
    11日間で、895km飛んだ!!
[栗田先生近況]
   ●平成16年度群馬県看護協会藤岡支部総会第一回研修会講演4月23日。
   ○雑誌「ダカーポ」の取材記事掲載予定(5月6日発売)。   
   ○養老孟司先生との対談が「ダ・ヴィンチ」誌5、6月号に掲載。
   ●医道の日本社のビデオ撮影(膝のまわひねりき治療法)4月22日。 
   ○医道の日本社主催で6月に五十肩治療の「まわひねりきセミナー」開催。
   ●HPの「3Dクイズ」の第8問掲載中。
   ●HPの10倍突破体験談は429人提示(+2人)。
   ●HPの速読法子供クラス10倍突破体験談は37人提示(+2人)。
   ●HPの「3D昆虫園」は19種展示(+2種)。
   ○アサギマダラ特別コーナーは7項展示(+0項目)
   ○全人会ニュースの冒頭写真を増加(+0:387~390号、455~462号分)。
   ●HPの「3D水族館」は30種展示(+1種)。
   ●HPの「3D植物園」は222種展示(+2種)。
   ○HPの「3D風景集」は、41景展示(+0景)。
   ●HPの「ちょっといい話」は第450話まで掲載(+80話)。
[出版案内]
   ○「3D写真で目がどんどん良くなる本 水族館編」三笠書房新発売。
   ○「速読王 栗田博士の驚異の資格試験突破法」住宅新報社。新発売。
   ○三笠書房から、「脳をいままでの10倍よく働かせる法」発売中。
   ○医道の日本社から五十肩の治療の本を出版予定。
   ○三笠書房から「脳をいままでの10倍よく働かせる法」発売中。
   ○医道の日本社から、治療家のためのSRS治療法ビデオ発売中:
     「五十肩の治療法」「頸部疾患治療法」「腰痛治療」。
   ○医道の日本社から「回転健康法のビデオ」発売中。
   ○株式会社プロシードから、「目がホリディ」(パソコンソフト)発売中。
  ●「本を読むのが10倍速くなる本」(三笠書房)単行本更に増刷(6刷)。
   ●「栗田式仕事力を10倍高める速読トレーニング」
    PHP研究所増刷(6刷)。
   ●新発売の「3Dシート」が35種に増加(+5種)。
   ●「心身の科学」第46巻新発売。問い合わせは研究所に。
   ○「眼力を高めるパワード・アイ」(健学社)発売中。
   ●不動産受験新報に連載中。
[講座案内]
   ■「初級速読半月集中クラス」は6月5日開講。
   ■「初級速読一泊研修」は7月24〜25日(土日)開講。
   ■「中級速読法」は6月20日開講。
   ■「記憶法」は6月22日開講。
   ■「初級子供クラス」は7月26日〜31日開講。
   ■「定例会」、日程とテーマ。6月3日(木)は「観察力増幅発見法」。
   ■「肩の会」の年間計画。6月14日(月)は「伸展健康法」。
   ■第39回SRS速読法検定試験は7月15日(木)。
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[エス アール エス ホットニュース]
    ●SRS速読法初級5回講習(No.434クラス)終了。
            ・・・速読の倍率は29.1倍(感想文7件)

 2004年4月11日〜4月25日に、千駄木の教室で、速読法初級半月5回講習が行われました。参加人数は70名(平均年齢33.3歳)のクラスでした。
 これはSRS速読法の第434番目のクラスになります。
 読書速度は、831字/分だった初速(訓練前の読書速度のこと)が、
       初級(ステップ10)終了時には、23545字/分となり、
       倍率は29.1倍となりました。
 迷路(20秒でたどるもので認知力の指標)は、
       訓練前に8.2個だったものが、
       初級終了時には22.0個に増えました(3.0倍)。
 計算(60秒でできる個数。作業効率の指標)は、
      訓練前は69.9個だったものが、
      初級終了時には101.9個に増えました(48%アップ)。
 [データはいずれもクラスの平均値。倍率は比率の平均値を示す]。
 4日目に行われたステップ7の感想文をご紹介します。

■例1 NH(男性18歳)
【全体の感想】光らせる感覚を少しつかめた。フレーム読みをした後、二行往復などに戻ると、かえって読みとりにくいと感じた。理解の意味のとらえ方を間違えていたことに気付けたことが一番の収かくだと思う。小さいころは、筆者の意図がわかること=理解だと思っていたということを思い出した。そういう気持ちで読んでいくと、非常に内容が入って来やすい。

■例2 TS(男性22歳)
【全体の感想】手で温かさを頼りに手を広げていく感覚がやっとつかめた。「これか!」というのに気づいたら、何てことはない、ずっと前から出来ていたことに気づいた。ただこれが温かさやピリピリする等の感覚なんだなって知らなかっただけだったのだ。速読は理解についての誤解がとけて、以前のような途方もないカベには感じられなくなった。それでも多行読みはなかなかむずかしいのでもっと周辺視野を活用していきたい。

■例3 TS(男性26歳)
【役立て】本を読む際、必ずはじめに速めくりをしている。
【イメージ訓練/回転法】ユリを回転させている途中、突然イメージが明るく鮮明になった。においや花びらの感覚も伝わってきた。イルカや自分のいた海はとても青く、温度も丁度よくて心地よく、イメージをしていて自分でいやされた。イルカは尾をうまく振ることで空中でダイナミックに回転した。自分も水中でバク宙しようとして鼻に水が入った。
【全体の感想】「読む」ということと「わかる」ということについての考え方がかわりました。ひからせながら、ひびかせる。その真の意味がわかってきた気がします。豊かな人生経験を積み、豊かな心で本と会話をしていきたいと思います。

■例4 TU(男性26歳)
【全体の感想】本を理解するということの意味がわかった。自分ではあまり意識していなかったが、まだまだ多くの固定観念に束縛されている気がする。紙を通して世界を見るという感覚は小学生の頃の読書を思い出した。言葉を覚えてきた過程についても同じ。

■例5 KT(男性27歳)
【全体の感想】・文章に対しての理解という点について、誤解していたことに気付かされたことが、今回のステップでの私にとって最大の収穫であったと思います。・講義を受けていると、私に足りない部分(眼力、イメージなど)が浮かび上がってくるようです。もっと訓練を積まなくてはと自覚させられます。

■例6 MH(女性29歳)
【気づき】『時間は作るもの!』と自分に言いきかせ、仕事の合間などに訓練をとりいれていった。疲れたりストレスを感じると喫煙したくなることがあったのが、なんと全くなくなった!人にばったり会うことがたいへん増えた。
【共鳴呼吸変法/単純法2】青い世界は行ったことはないけれども“青の洞くつ”を思いうかべ、水の中にしずみまた浮上する、ということをくり返した。赤は大きな夕日の光の中。黄は巨大なチューリップの花びらの中を旅するイメージでおこなった。並列ですると、それぞれがちょっとずつ小さくなってしまったものの、同時に想起できたので嬉しかった。
【全体の感想】先生の言われることが、ますますわかってきて、おもしろかった。先週のびなやんで不安だったが、今は、2行よみよりも、もっと幅広によむほうが自然だと思える。能力のたとえで枝全体をバランスよく、トータルで使ったほうが、部分部分で使うよりも効率が良く、疲労感もない、というkeywordに思わず膝をうつような納得感を得た。

■例7 YN(女性44歳)
【全体の感想】・今まで読書をする、理解をするということを誤解していたことがわかった。大事なのは記憶することではなく、文章の奥にある筆者のメッセージをつかみ取る事なのだとわかった。・新聞や本を沢山読み、光の辞書を豊かにしたいと思う。

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[最新版3D写真(添付書類)]
   ●ニシキアナゴは黄と白の縞模様が美しい

[解説]
ニシキアナゴはアナゴ科の魚。40cmほどの体長になる。
 インド洋から太平洋の熱帯海域に分布し、サンゴ礁の砂地に生息する。
  日本では琉球諸島以南で見られる。
砂に穴を掘って、粘液で固め、
 その中に体の一部を入れて、
  残りを出して波に揺られながらプランクトンを食べている。
チンアナゴに似ているが、
 海のより深いところに見られることが多い。
  オレンジと白のストライプ模様が美しい。
何匹かがそろって、
  ゆらゆら揺れているようすを見ると、
   何となく楽しくなる。
[クロス法で立体視ができるのでやってみよう]
                  撮影・解説:栗田昌裕

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[全人会ニュースより]
     ●「内面で曖昧なものをそのつど明晰にせよ」
    
人はおりおりにさまざまなことを考えながら生活をしている。
 そのときに、過去の複数の体験や知識を素材として、それらを組み合わせて発想をしたり、思考に役立てたりする。
 その素材があいまいだと、思考の流れも不明瞭なものになりがちだ。
 素材が鮮明で生き生きとしていて初めて、内面の流れも強力になる。
 そこで、もし自分が動かしている素材があいまいなものである場合には、すぐに鮮明なものに置き換えるか、何らかの手段でより鮮明なものにするように工夫しよう。
 この作業をSRSでは明瞭化または明晰化と呼ぶ。
 明瞭化する際に、その対象が「知識」であれば、調べることで解決する。調べる手段としては、インターネットでの検索が標準的なものになりつつある。 
 明瞭化の対象が、「体験」であれば、関係者との対話や、自分の日記が頼りになる。あとあと必要になりそうなものは、日記に記載して利用しやすくしておくという、平素の配慮と努力を心がけたい。
                    (全人会ニュース460号より)
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[季節だより]
   ●4月末の奄美大島はウルトラマリンブルーの海と緑の森林の深まりを
    通して、夏の始まりを確実に告げていた・・・・
    ヒルザキツキミソウ・アマリリス・ノアサガオ・シロノセンダングサ・
    ムラサキカッコウアザミの花、ツルモウリンカ、
    ナガサキアゲハ・シロオビアゲハ・モンキアゲハ・ベニモンアゲハ・
    ナミアゲハ・ミカドアゲハ・アオスジアゲハ・ルリタテハ・
    テングチョウ・イシガケチョウ・タテハモドキ・ツマグロヒョウモン・
    リュウキュウアサギマダラ・キチョウ・モンシロチョウ・アサギマダラ

付記  ●奄美大島で放った蝶(SRS−525)が兵庫県まで、
    11日間で、895km飛んだ!!

 2004年4月29、30日に、1か月ぶりに、奄美大島を訪れました。
 そのときに出会った自然の様子を述べましょう。

1■ 島内のいたるところの民家の周囲には、ヒルザキツキミソウの清楚な花とアマリリスの赤く重厚な花をみかけました。
 昨年のゴールデンウィークには、屋久島を訪れましたが、その島でもこれらの開花に接したことから、屋久島と奄美大島との季節の流れが近似していることを実感しました。
 ただし、屋久島ではこの時期にオオキンケイギクやベンガルヤハズカズラの花が見られますが、奄美ではいずれも稀であるところが二つの島の違う側面です。
 つる植物では、青い花を咲かせるベンガルヤハズカズラの代わりに、奄美ではノアサガオが代表的な花と言えます。ノアサガオは、あるときは青、あるときは赤紫、というように色彩が変化していきます。したがって、その状況毎に微妙に異なる美しさに接することができます。

2■ 日中の気温は28〜29度でした。
 すでに深緑色の樹林で覆い尽くされた山々のたたずまいと、3月とは比較にならないほどの輝かしい陽射しと、一部では海開きも伝えられたウルトラマリンブルーの海の色彩とから、長い長い奄美大島の夏が確かに始まったことを実感しました。
 午後4時過ぎともなると、草むらで種々の虫の声が聞こえてきました。関東では秋口でしか体験できないことなので不思議な気持ちになりました(11月に奄美の山々に響き渡っていた蝉の声にも同様な不思議さを感じましたが)。
 夜になるとカエルの声が聞こえますが、これは3月も同様でした。

3■ みかけた蝶は、ナガサキアゲハ、シロオビアゲハ、モンキアゲハ、ベニモンアゲハ、ナミアゲハ、ミカドアゲハ、アオスジアゲハ、ルリタテハ、テングチョウ(多)、イシガケチョウ(極めて多)、タテハモドキ、ツマグロヒョウモン、リュウキュウアサギマダラ(多)、キチョウ、モンシロチョウ(多)・・・などでした。
 
4■ 2日間の間に、初日は43頭、2日目は51頭のアサギマダラに出会いました。

5■ 初日には、1月、2月にアサギマダラの幼虫や蛹を観察した場所で初めて成虫を見出しました。樹陰のツルモウリンカに止まっているところを捕獲しました。ツルモウリンカは、食草ですから、産卵のために来た個体かと思いましたが、雄でした。
 アサギマダラは、花からではなく、葉や茎から化学物質を摂取することができます(PA=ピロリジジンアルカロイド、という物質がその候補です)。この個体も、何かの化学物質を摂取していたのかもしれません。

6■ 奄美大島の北西の町である笠利町では、9頭のアサギマダラにマーキングができました。ここは、3月18日、21日、30日にアサギを捕獲したですが、シロノセンダングサの群落に、リュウキュウアサギマダラの群れが乱舞しており、その中にアサギマダラがときおり混ざっていたり、飛来したりします。
 3月31日には、5頭のうち4頭が北方に移動中という印象を持ちました(たとえてみると、「不思議の国のアリス」の中で懐中時計を見ながら遅刻しないように走っているウサギのようです)。4月31日には、そのような印象は持ちませんでした。
 風向の違いか、時刻の差か、時期の差かは不明です。
 ここで出会った個体は、その鮮度から、3月末〜4月上旬にこのあたりで生まれた個体か、あるいは他所からやって来た個体なのではないか、と考えました。

7■ 奄美大島の南東に位置する住用村神屋では、33頭のアサギマダラにマーキングができました。
3月下旬は、ムラサキカッコウアザミの群落が花盛りでしたが、4月29日は、個々の株がさらに成長し、丈が高くなりました。
 群落はまだ存続し、花盛りと言える状態ではありますが、2割ほどは開花を終えている、という状況です。それでもアサギマダラを誘引する魅力は衰えていません。
 特定の群落で見ている際には、訪れるアサギマダラの個体の数は3月31日と同程度という印象です。
 しかし、3月下旬には開花が見られなかった路傍にも開花が見られ、全体として開花した株の分布は広がっています。そのために、アサギマダラに出会う範囲も広がっていますから、全体としてのアサギマダラの個体数は3月末より増えている可能性があります。
 3月末には満開だったタンカンの花は、すでに終わり、ごく小さい株に花は残っているものの、誘引効果は認めません。
 3月中旬から、3月下旬の間で、奄美大島でのアサギの世代交代(若返り)が確実に進行したことを推測しました。今回の結果は、(極めて古い個体が見られなくなったことから)その推測を支持するものです。
 3月末に比べると、鮮度が1、2割落ちた印象を受けるものが多く、3月末〜4月上旬にある程度同期して羽化した可能性を感じさせました。とはいえ、今回の住用村の個体には、(後翅の中央が、「張り替えたばかりの障子のように真っ白な」)極めて新鮮な個体もあり、4月下旬に羽化したものもありそうです。  

9■ この時期の吸蜜植物として確認できたのは、宇宿ではシロノセンダングサ、龍郷町は未確認、住用村ではムラサキカッコウアザミが主でした。名瀬市、龍郷町の間の本茶峠を通る道には、吸蜜できそうな花はみかけませんでした。
 したがって、4月末の奄美大島では、アサギマダラの大半は、海岸部にいるのではないかと考えました。このことが正しければ、もし、奄美大島でこの時期に北上する際には、海岸に近いルートを通って北上することが考えられます。 
 車で主要道路を走っていると、ときどき道路を横切るアサギマダラに遭遇します。1、2、3月にはそのようなことはありませんでした。
 住用村でみかけるようなムラサキカッコウアザミの見事な群落は、奄美大島の他の場所ではまだ見出していません。龍郷町でも植物自体はみかけますが、住用村のような見事な群落は形成しません(沖縄本島でも同様)。
 このことは住用村の環境が他と違うからなのでしょうか。あるいは、単に、住用村により古くから帰化した、といった歴史性の違いを示唆しているだけなのでしょうか。

10■同じ場所を繰り返し訪れることによって、前の体験がベースとなって、次の体験をより細かく観察することができます。そのようにして観察力が発達し、それにつれて体験が綿密になり、それがさらにもととなって見識力(見識を発揮する力)も伸びていくのです。
 皆さんも、テーマを持って同じ場所を繰り返し散歩することを通じて、自然の大きな流れを見出し、さらには小さな発見も重ねて、眼力を磨き、情報処理能力を総合的に高めてください。
 それが地球の能力開発を謳うSRS能力開発法の方向性に合ったことなのです。
 
         -----SRSは地球の能力開発------
       -----内なる自然を育てよう----

 付記●上記の記載の少し後の2004年5月6日に、私が奄美大島でマーキングをして放蝶したSRS−525というアサギマダラの雄に関して、ビッグニュースがもたらされました。
 それは5月17日に、兵庫県三木市でと私の知らない方によって再捕獲されたのです。
 11日間で、895kmを飛んだことが確認されたことになります。
 1日に平均80キロは飛んだことになります。
 これがビッグニュースである理由は、この個体は、種子島より南の南西諸島で、春の時期に本土にアサギマダラが飛んで再捕獲された初めての例になるからです。これで、奄美大島などの南西諸島から、確かに本州まで体重わずか0.4g程度のアサギマダラが、この春の時期に「渡りをしている」ことが証明されたことになるのです。
 いったいどのようにして海を渡り、どのような道筋で瀬戸内地方に入り、兵庫県まで飛んでいったかを想像してみましょう。
 
 ※みなさまからも[季節だより]の原稿を募集いたします。
 日本は南北に長い国です。自然は、同時期に各地方でさまざまな表情を見せてくれます。このマガジン上に、たくさんの地方からの「同時期自然レポート」を載せていきたいと思います。下の要領でお送りください。

1. 記録した日付、場所、送信者のお名前をお書きください。(掲載は匿名でいたします。)
2. ホームページから通常のメールアドレスを使ってお送りください。
3. メールのタイトルを「季節だより」としてください。

 なお、紙面の都合で、お寄せいただいた原稿すべてを載せることができない場合があります。また、短く編集するなど、いただいた原稿にこちらで手を加えさせていただくこともあります。どうぞご了承ください。

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[栗田先生近況]
●「平成16年度群馬県看護協会藤岡支部総会第一回研修会」で講演。
 2004年4月23日(金曜日)、群馬県藤岡市の公立藤岡病院にて、「健康法と能力開発法」というタイトルで講演会を行いました。
 対象は同病院の看護師を中心とする約100名のスタッフです。
 約1時間半にわたって、SRSの健康法の考え方を指導しました。
 この病院は、最近、新築されたばかりの立派な総合病院でした。
 周囲に広々と麦畑が広がる風景が私好みで、印象的でした。
 藤岡市でSRS関連の内容を講演するのは、今回が2度目でした。

○雑誌「ダカーポ」(マガジンハウス)の取材記事が537号(5月6日発売)に掲載される予定です。テーマは「30代からのキャリアアップ術」。
○2月26日に、養老孟司先生と対談をしました。
 これは雑誌ダ・ヴィンチの10周年企画によって実現しました。
 対談の内容はダ・ヴィンチ誌の5月号に一部掲載されていますが、6月号にも掲載されています。
●医道の日本社の新しいビデオを撮影しました。
 2004年4月22日のことです。テーマは「膝の治療法」です。
 ビデオは、6月中には入手可能となることでしょう。
○医道の日本社主催で、6月17日に五十肩治療のセミナーが開催されます。
 そこでは、栗田式まわひねりき治療の実技が指導されます。
●HP上で「3Dクイズ」が掲載されています。
 知っているつもりのいろいろなものを見直す機会にしてください。
 5月からは第8問が掲載されています。第7問の正解はジャガイモでした。
 3名の方に、著書を贈らせていただきました。
 皆さんも、想像力を働かせて応募してください!!
●HPの10倍突破体験談は429人です(+2人)。ご参照ください。
●HPの子どもの10倍突破体験談は37人です(+2人)。ご参照ください。
●全人会ニュースの冒頭写真は以下のようになっています(+0)。
 387号「カム・ループスの景観(カナダ)」
 〜390号「軽井沢プリンスホテル」と、
 455号「ブライスキャニオン」〜462号「名護中央公園」です。
●HPの3D昆虫園の内容は19種示されています。御覧ください(+2種)。
    15■シオカラトンボ     (トンボ科)
    16■イナゴ         (イナゴ科)
    17■リュウキュウミスジ   (タテハチョウ科)
    18■テングチョウ      (テングチョウ科)
    17■リュウキュウヒメジャノメ(ジャノメチョウ科)
    →http://www.srs21.com
 また、アサギマダラの特別コーナーが7項目です(+0項)。
●HPの3D水族館は以下が最新になっています(30種[+1種])。
 25 カリフォルニアアシカは百mも潜水可能
 26 オニダルマオコゼは岩石そっくりの毒魚
 27 コウイカは舟の形の固い甲を持つイカ
 28 ヒフキアイゴはひれのトゲに毒を持つ魚
 29 ディスカスはミルクで育つ熱帯魚の王様
 30 ネポートジャクソンネコザメの卵はラセン状で岩の間に固定される
   →http://www.srs21.co
●HPの3D植物園は以下が最新のものです。現在223種まで[+3種]
  219■カトレア        ラン科カトレア属
  220■ギンリョウソウ     イチヤクソウ科ギンリョウソウ属
  221■ボタンボウフウ     セリ科カワラボウフウ属
  222■アルストロメリア ユリ科アルストロメリア属
  223■エニシダ        マメ科エニシダ属
○HPの3D風景集は、現在41景です(+0景)。
  41 ■春の榛名富士と榛名湖
●HPの「ちょっといい話」は第454話まで掲載(+84話)。
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[出版案内]
○4月末に3Dシリーズの新刊が出ました。書籍店にてお求めください:
「3D写真で目がどんどん良くなる本 水族館編」
(三笠書房王様文庫、栗田昌裕著)。

○住宅新報社から、3月末に、新著が出版されました。
「速読王 栗田博士の驚異の資格試験突破法」、住宅新報社。

○三笠書房から、「脳をいままでの10倍よく働かせる法」が
 2月下旬に発売されました。

○医道の日本社から、治療家を対象としたビデオが発売されています:
 「栗田博士の臨床シリーズ まわひねりき療法 頚部疾患編」、
 「栗田博士の臨床シーズ まわひねりき療法 腰痛編」、
 「栗田博士の臨床シーズ まわひねりき療法 五十肩編」。
 これらは即効性のあるSRSオリジナルの技術を紹介しています。
問い合わせは 医道の日本社フリーコール:0120-2161-02
○医道の日本社から「回転健康法」のビデオ(一巻)が発売中です。
 これはSRS研究所でも販売しています。お問い合わせください。
 (なお、回転健康法は、定例会のテーマでもあり、定例会ビデオ+教材でも、
 より詳細な内容に接することができます)。

○株式会社プロシードから、「目がホリディ」というパソコンソフトを発売中。
 入手方法は、下記のソースネクストのホームページ上でも購入できます:
 http://www.sourcenext.com/products/mholiday_f/
上記HPには、もう少し詳しい解説もあります。好評発売中。

●「本がいままでの10倍速く読める方法」(栗田昌裕著、三笠書房)の単行本が、
 さらに増刷されました(現在5刷)。
 たくさんの反響の一部をHPの「ちょっといい話」に掲載中。
●「栗田式 仕事力を10倍高める速読トレーニング」(PHP研究所、三笠書房)
 が増刷されました(6刷)。
●「3Dシート」が35種になりました(一枚300円)。
 これは一枚のシートにクロス、パラレルの両方の3D画像を配置して、
 私のコメントを記したものです。直接、研究所でお求めになります。
 3Dを用いた眼力訓練としても役立ち、家庭に飾っておくこともできます。
 地球の美しさ・面白さを知っていただくための意図があります。
 定例会、肩の会、速読法などの講習の際にごらんください。・・・
 以下の5種が注文可能です。注文は電話でも可能です。
    31■葉の縁に子宝が湧くマザーリーフ
    32■シモバシラのふしぎな仕組み
    33■コイには歴史がある
    34■花が咲き乱れる美しいブッチャート庭園
    35■シマリスと人間
    36■アブラゼミ
●「心身の科学」46巻が発売されました(SRS研究所)。
  全人会ニュース(SRS通信)の第454−462号
 (03年5月〜6月)が、収録されたA4版148頁の書籍です。
○健学社から著書「目と脳を鍛える 眼力を高めるパワードアイ」が発売中です。
 インターネットを用いたOn Lineでは、Amazon co.jpで購入できます。
 「栗田昌裕 パワード・アイ」で検索をすると、購入にたどり着けるでしょう。
●「不動産受験新報」に連載をしています。
 「不動産受験新報、6月号」、住宅新報社、2004年6月1日発行
 (5月に入手可能)。
  「記述式に強くなる速書法 第11回」掲載。
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[講座案内]
 各種講座の日程がホームページに掲載されています。http://www.srs21.com
 受講お申し込み、お問い合わせはtel. 03-3821-3197までお願いいたします。

●速読法初級  5回講習。
        次回は6/5(土)、6(日)、12(土)、13(日)、19(土)。
        キャンセル待ちになっています。    

●速読法初級  一泊研修。7/24(土)〜25(日)です。申し込み受付中。

●速読法子供クラス 7/26(月)〜31(土)です。
        6日間の集中講習です。申し込み受付中。
        HPの10倍突破体験談は37例示されています。

●速読法中級  中級では平均五万字レベルの速読力を実現します。
        そのためには、「速度」の追求だけでなく、新たな「質」の追
        求が必要となります。
        57号のメルマガの冒頭に示したように、
        実際にはそれよりもはるかに先に進みます。
        次回は6/20(日)、26(土)、27(日)、7/3(土)、4(日)。
        申し込み受付中。

●記憶法A   次回は6/22、29、7/6、13、20。火曜日19時〜23時。
        申し込み受付中。記憶法はSRS独自の26の技術を指導する
        体系です。

●定例会 
      6/3 第108回「観察法」【観察力増幅発見法】
        観察力は情報を入力する際に、認知力を最大限に発揮する極め
        て重要な能力である。シャーロックホームズの推理小説を読ん
        だことのある人ならば、的確に観察することが、現実を把握し、
        推理力を的確に働かせ、真相を洞察する重要な鍵を握っている
        ことが分かるだろう。不思議、感動、発見、意外という知性の
        最初のステップはすべて観察力から始まる。いかに観察力を磨
        き高めるかを指導する。

      7/8 第109回「撮影法」【自然撮影活用法】
        デジカメを用いたSRS独自の撮影技術について解説する
        自然の景観と動植物をどのようにとらえ、どのように撮影し、
        どのように整理し、どのように編集し、どのように保存し、
        どのように能力開発に活用するかを指導する。

      8/17 第110回「造玉法」【強靱ファイル構築記憶法】

●肩の会    この会では、自分でできる心身のチェック、凝り痛みの改善法、
        健康法を指導します。相互にチェックすることも行います。
        6月14日(月)は「伸展健康法」を指導します。
        内容はSRS独自のストレッチの技術です。
        講師は栗田博士。以後、
        6月は、「伸展健康法」、7月は「均衡健康法」、
        8月は「叩打健康法」、9月は「振動健康法」、
        10月は「押圧健康法」、11月は「摩擦健康法」、
        12月は「まわひねりき健康法」、1月は「歩行健康法」、
        2月は「共鳴健康法」、3月は「思念健康法」、
        4月は「回転健康法」、5月は「重力場健康法」
        とテーマを定めて年間計画に基いて教えていきます。

●第39回SRS速読法検定試験は、2004年7月15日(木曜)です。
 参加ご希望の方は問い合わせを(検定試験の問い合わせ先は
 電話03−5272−7601です)。
 【インストラクター試験も併せて受けることができます】。

 ※受講ご希望の方は研究所まで早めにお電話(03-3821-3197)を!


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