第32期記憶法体験談

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第32期記憶法A・・・3回目(43ステップ)の感想7件
 2003年2月から3月にかけて、千駄木の教室では、記憶法Aの講習が行われた。
 まだまだ寒い日の続く時期だったが、受講生は夜7時から11時過ぎまでの講習に熱心に通った。今回は記憶法の3回目(43ステップ)の体験談の一部を紹介しよう。

■記憶法・例1 YS(女性14歳)
【前回からの気づき発見】初めて授業を受けたとき(スタッフ注:これは初回の記憶法のクラスのこと)よりも授業が楽しくなった。不思議です。
【感想】
[Cの方法] 人や物は、覚えていたので、それをつなげられるよう努力するべきだと思った。
[Pの方法] 沖縄に行ったときの記憶を使おうと思ったけれどほとんどないので使えなかった。でもこれをやって、また行ったような気になって、楽しかった。
[Fの方法] 1つの線を文字で書くのは初めてやったけれど意外に楽しかった。書いたものがとなりの人と同じだったのが、とても不思議です[スタッフ注:Fの方法ではよく共鳴が起きるものです]。
[総合感想] ガーデニングメソードは、いますぐつかえると思いました。これを使えば、学校での忘れ物はなくなる、と思いました。
■記憶法・例2 TH(女性24歳)
【感想】
[Cの方法] 記憶法を学んでいなかったら、このような数字を覚えようとも思わなかっただろうが、すんなり入ってきて少し驚いた。
[Fの方法] 最近書いて覚えるということをあまりしていなかったので、懐かしく感じた。中高時代はベースとなる知識が少なかったので、「理解して覚えられる」という感じではなく、「書いて体にたたきこんで覚える」しかなかった!つらかったが、これからも昔の頃のように、自分にとって全く新しく、免疫のない物事に立ち向かうのにを使える方法だと思った[スタッフ注: Fの方法は文字を用いた絵を構築して覚える技術です]。
[G、I、J]: Jの方法が、私にとって今日の最大の収穫だった。日々の生活の全体をどう過ごすかに関わることだと思った。人との会話は、その人それぞれの思い出の磨き方に触れているんだな、と分かった。
[Kの方法] 速読と組み合わせて使う方法が具体的に示されたのでやってみようと思う[スタッフ注: Kの方法は速読で読んだ内容を覚えるときにも使用可能な技術です]。
■記憶法・例3 TH(男性30歳)
【前回からの気づき発見】 記憶の準備ファイルは、様々なところに作ることができることに気がついた。3桁の数字ゴロ合わせは、かなり難しいということが分かった。思い出すものが少ないので、手がかりが少ないため今まで覚えるのがつらいと思っていた土台の情報も何だか覚えるのが楽しみになってきた(実践していきたい)。
【日常生活での役立て】 学習を計画しているものをかたっぱしから速読し、また目次を詳しく分析することを通じて各々の体系をつかむ努力をし、また章の数に見合う準備ファイルは、どんなものがあるかを観察した。
【感想】
[テストイメージ] 徐々にであるが、海岸の景色に色彩が豊かになってきた。また以前に訪れたことのある海岸が次々に表れて、それが結合していくイメージである。また周りを眺めると、だんだん大きなエリアの様子を鳥になった気分で大空から眺めることができた。
[Cの方法] 前回行った数字(%)の記憶ははっきりと残っていた。今日新たに加えた情報のおかげで、ますます記憶が定着したように感じる。
[Pの方法] 情報が散らばったところにストーリーを作ってそこにもち込むと、驚くほど簡単に物事が覚えられることが分かった。このストーリーをいかにうまく作り、背景とマッチさせるかが腕の見せどころであると思った。
[Fの方法] 文字情報を絵に直していくことは記憶に役立つとは思うが、そのためには、もう少し戦略がいるようで、私個人的には、インパクトのある映像と記憶に残る部品を瞬発的に組み上げることができなかった。
[G、I、J] 準備ファイルは、どこにもあるし、どれでも使えるという発想が新鮮だった(G法)。ともかくどのくらいの感情のレパートリーがあるか、きちんと整理して見直してみたい(I法)
[Kの方法] 物を置いていく方法は、ストーリー性のあるもの(空間的、時間的)に使えそうに思った。
[LPの方法] 複数の技術を組み合わせることで、より強力になることが理解できた。
[総合感想] 写真を使った記憶をもっとやりたいと思った。
■記憶法・例4 TK(男性38歳)
【日常生活での役立て】 会社で内線電話番号を、自然と覚えている確率が高くなり、電話番号をその都度、調べる頻度が減った。
【感想】
[Pの方法] 前回の温泉のときの方が、より強く記憶出来た。方法、あるいは、図柄の違いよりも、自分自身のコンディションが、前回の方が良く、より強くイメージ化出来たためではないかと思う。
[Fの方法] Pの方法の方が、自分にとっては、やり易かった。
[G、I、J] 自分としては、IとJにとても興味を持った。 Iの方法・・・感受性も高まって、人生そのものが、より豊かになりそう。Jの方法・・・教科書を、もう一度、読みたくなった。また、昔、過ごした家、学校に行ってみて、昔の記憶をよみがえらせたい気分になった。
[Kの方法] 使えそうな気がした。明日から、使って試してみたい。
[総合感想] 最後のテストの方が、はるかに調子がよかった。元気になった。
■記憶法・例5 HO(男性38歳)
【前回からの気づき発見】 休みの日に時間をとって先週1週間をふりかえってみました。経験を自分の記憶ファイルに!ちょっとこころがけています。
【日常生活での役立て】 数字ファイルで法律Q&A100を覚えることを試みた。
自分の記憶の領域に入れていくということかなと思った。
【感想】
[テストイメージ] 講義のたびに繰り返すことで、段々、自分のかつての体験が反映するようになっていると思う。
[Pの方法] リゾートに行って、check inしてどこに行こうかなという行動までイメージできると、ぐっと覚えやすくなる。
[Fの方法] 言葉で上手く絵が描ければ、記憶の効果を感じれるけれども、そうでなければ、なかなか難しい。
[G、I、J] 一度すらすらと書いた文章を、推敲を重ねて送る相手にインパクトのある文章にしていくのは一種Jの方法かな?
[Kの方法] ジョギングを行っていたことがあるけど、電柱を目安にあそこまで、あそこまでと思って走る。それに似ているかな?
[総合感想] 今まで、自分しか見えてない状態で記憶していたが、周囲をとらえることで記憶するというのは実に参考になった。
■記憶法・例6 YS(男性39歳)
【日常生活での役立て】 仕事での数字記憶は楽になった。情報が一度に複数入ってきても自分で“できない”という壁を作らなくなった。
【感想】
[テストイメージ] 今日のイメージは明るい透明感がある。日の光が強い。白い白浜がまぶしい。白いカーテンがなびいている13Fのリゾートホテル。天井に扇風機が回っている。
[Cの方法] 絵巻物、今回は自分で絵を書いてみたら、覚えがよい気がする。
[Pの方法] 100まで覚えた満足感、意外と簡単、と、笑いがあるところがイメージを大きくできる技でしょうか。
[Fの方法] “なるほど”文字の絵と想像の連鎖で覚えやすい方法をまた1つ得た。
[G、I、J] Gの方法・・・記憶術として物を使うこと、紙に書いておくだけでなくてもつかえる。Iの方法・・・調味料をいっぱいもっていてそれぞれの違いを知っておくことがポイントかな。Jの方法・・・磨けば輝く。磨き方に磨きをかける。
[Kの方法] 理論展開をしてく上で順番はとてもだいじなので、うまく使ってみたい。
[総合感想] 今日も楽しく過せました。自分では気にしなかったことが見えてきているようでさらに発展させたい。


第32期記憶法A終了・・・最終回(45ステップ)の感想6件
 2003年3月13日、第32期記憶法Aクラスが終了した。
 今回は最終日に書かれた総合感想の一部を紹介しよう。
 なお、次回の記憶法Aクラスは、5月15日からの日程が組まれている。


■記憶法・例1 MI(男性16歳)
【総合感想】記憶とは、外から取り入れるものだけでなく、これまでの人生の体験を想起し、自分なりに情報をそれらと関連づけることだと思いました。記憶法も速読法も楽しいものであるので、日常生活の中で常に自分を高める努力を怠らないよう心がけたいです。
■記憶法・例2 MS(女性17歳)
【総合感想】この数日で自分の潜在能力はかなり動き出した気がする。又、覚えたことをすぐ活用できるし、それで成功するため、やっていてはりあいがあった。今まで考えたことものなかった世界観が広がり、とても楽しかった。
■記憶法・例3 YT(男性28歳)
【総合感想】記憶の中には多くの楽しみがある。もっと自分の記憶を大事に育んでいきたい。
■記憶法・例4 HO(男性38歳)
【総合感想】5回を完走した。学生の頃、新しいことを覚えるとき、すでに定着していた記憶に結びつけて覚えるという試みは行ったが、これほど体系だって強力に押しすすめいくのは感心し、ちょっと圧倒された。5回の講義をふりかえって、よくよくかみしめようと思う。栗田先生ありがとうございました。
■記憶法・例5 HS(男性44歳)
【総合感想】これはどしどし使っていかなきゃいけない!ありがとうございました。
■記憶法・例6 CI(女性51歳)
【総合感想】ここで学んだことは、あまりに膨大で、奥が深く、すぐに消化できるものではないが、うかがっていて、「なるほど」と目からウロコというお話がたくさんあった。これから少しずつ自分の工夫で実践していきたい。

 
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