■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.2 B

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☆初級10倍速読突破体験談 No.2 <2001.8.29掲載>
「翌日の生活を夢見て、弱点をつかみ、対処の仕方がわかった」

SRS速読初級講習(第357クラス)を受講した加○大○氏(男性19歳、初速1404字/
分→最高27000字/分、19.2倍速読達成)が書いた10倍突破体験談を紹介しましょう。

 講義が進むにつれ、本来「音の読書」というものは、ゆがんだ物であると強く感じた。
 目は光を感じる器官であり、音を感じる器官ではない。「光の読書」とは、人間の目の
機能を素直に、ごくシンプルに使っているにすぎないということが理解できた。
 夢見の変化は1stepの次の日から感じ始めたが、最近(9step)では次の日の自
分の生活を見る夢が多くあった。といっても全く同じというわけではなく、ほとんどがそ
の日の大問題につまづいてしまうという夢だった。寝坊してテストに遅れたり、重大なミ
スをし、仕事上の大事な客を怒らせてしまう。しかし、その夢を見ることによって自分の
ウィークポイントがつかめ、力を入れる時期が分かるということはもの凄く役に立った。
 それに、夢の中で一度ミスをしているので現実でも良い意味で開き直ることができるよ
うになった。考えてみれば、「ミスをした自分」も「『ミスをする自分』を夢で見ること
によってミスを回避した自分」も、いずれも多くの可能性のうちの一つの選択肢にすぎな
いことが分かる。その可能性の芽が周りの人に作用(共鳴)され、自分も周りの人に作用
し、現実の世界を作り上げている。そういうのを運命と呼ぶのだなと感じた。
 

 
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