■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.349 B

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☆初級半月50倍速読突破体験談 No.350 <2003.8.22掲載>
「周辺視野が広がり、
   運転中に夜道がよく見え、
     一分一秒が長く感じられ、
      新聞をすみずみまで速読で読み、
         速読は相互連鎖によって、
            人生を豊かにしてくれる」

 SRS速読法初級5回講習(第406クラス、2003年1月12日〜1月26日開催)
を受講した井○寿○さん(女性30歳、初速804字/分→最高43200字/分、53.7倍速読突
破)が8ステップ終了時に書いた50倍突破体験談を紹介します。
 後半には、最終日のステップ9、10で書いた個別体験談の一部も紹介しました。

【50倍突破体験談】
 講義を重ねるにつれ、光読の字数がどんどん増していった。しかし、内容が全然頭に残
っていない事に不安を感じていた。ところが途中で2000字を1分間で読む体験をして
驚いた。最初はハードルが高いように思えた2000字が楽々と読め、内容も十分に理解
していた。そして3000字を1分間で読んだ時にも十分に理解できた。まだ自分が20
00字、3000字あたりをうろうろしていた頃には思いもよらなかった事がもう既に私
は出来ているのだと思った。
 実際、音読の初速字数を1分で読むとなると時間は長く感じられるし、これしか読めて
いなかった自分が情けない。そして今まで音読にあててきた時間がもったいないと悔やま
れる。(講義以外の時間に)理解して読みたい時に音読しようとするとその遅さに反対に
ついていけず、自分の目がイライラしてどんどん先へ先へと進んでしまうようになった。
 明るい未来が見えてきた。私はただひたすら目を動かす訓練だけをしてきた。ただそれ
だけなのにきちんと結果がついてきた。自分の目が自分の潜在意識がきちんと働いてくれ
てたのだと嬉しく思う。
 速読に関してだけでなく生活面でも効果あったのが私にとっては大きい。
 毎日車に乗るので周辺視野が広がり、暗い夜でもよく見えるようになった事で、危険を
回避できるのはとてもありがたい事だ。夫もその危険が遠ざかったわけで、心配が減った。
 家で練習する時は共鳴(?)が役立った。もう眠いから寝ようとすると夫がまだ本や新
聞を読む、というと私も「なぬ?負けてられない」と頑張り、TVを見ている時に夫が視
線でエッジビューをしていると分かると「私も!」と同じ事をし、話をしている時に夫が
指回しをしていると「私もしなきゃ」という具合だった。
 そして夫のおかげで鈍感な私がいろいろな事に気づいた。夜道でもすごくよく周りが見
えるようになったこと。周辺視野が広がったことだ。言われなければ気付かずにいたはず
だ。
 そして夫も新しい発見があったようだ。皮ふ感覚は元々私の方が敏感だったので、私に
しか感じられななかったものを夫も感じられるようになり、生活をする上で同じ体験・感
じ方ができるようになった。
 時間の感じ方も変わった。1分がそして1秒がこんなに長く感じられるとは自分でもび
っくりだ。1秒の可能性というものを思い知った。せわしないこの世の中で限られた時間
をどう使うかがその人の生活そして人生を決めると言っても過言ではないだろう。この速
読により短い時間で沢山の知識を得、そしてその残りの時間を別の事に当てることができ
る。速読とは読書だけでなく相互連鎖で様々なものを豊かにしてくれるものだと知った。
 指回しの存在を知ってはいたが、ここまで自分の指が思うように動かないとは思っても
いなかった。人間は指が器用だと一般的によく言う。そして自分でも生活の中で手を、指
を駆使していると思っていた。それがあのありさまである。どれだけ脳を使わずに生きて
きたのだろう。実際に指回しによって体調が改善されていくのを感じる。12脳神経訓練
は脳だけでなく美容効果もある。講義は万能である。速読の講義を受けながら顔の若返り
も一緒に味わえるのだ(先生の顔や肌を見れば一目りょう然だ)。
 「目標は高く持つ」ことの大切さを実例で知り、それ以降私もそれを実践してみた。実
際に大学受験の時に、本当に行きたい大学を第1希望にしていると、受かるのは結局第3
希望大学くらいだという話をきき、実際にそういう人達を沢山見て来たので、なるほどと
思った。目標に向かって人は頑張れるものだから、自分の本来の力以上、つまり潜在能力
を延ばすには目標を高く持つ事が非常に大切だと実感した。
 <新しく学ぶ人へのアドバイス> 雑念や不安は一切忘れ、ひたすら目を速く動かして
「光読」をせよ。目から確実に頭に入っているし、結果は必ず後からついてくるもの。沢
山読んだもの勝ち。無理してでも速く読んだ者勝ち。

<9ステップ>
【体性感覚訓練】普段は特に気にしていないが、1つ1つの感覚を注意してとぎすますと
きちんと鋭敏になっていくのが感じられた。何事にもただぼけーと過ごすのではなく意識
してする事が大切なんだと改めて実感した。
【全体の感想】この講義を通じて、速読というよりももっと大事なこと、を教わった気が
します。大切なのは自分が毎日どのように過ごすか、どんな人生を送るか、という事だと
思う。目を訓練する事で本だけでなく他の物を見る目も変わったし、非常に充実した講義
だと思った(まだ最終回ではないのにこんな感想になってしまった…)。
<10ステップ個別体験談>
【指回し体験】巧みな事のできる指だと思っていたが、思い通りに動かない自分にイライ
ラしたりびっくりしたり。体調にもいいし、これから先もずっと指は使い続けていくもの
だから、もっと細い作業にもきっと役立つはず。脳の活性化、健康、全てによいと思う。
【四肢末梢運動体験】最後にきて、この運動のあとに30図変化があった。全体的に見え
るようになった。よかった。
【イメージ感覚訓練の体験】胸や胃に光の玉がぶつかった、と先生が言うと、本当に苦し
くなる。特に「めり込んで」という言葉が出るとつらい。吐くのではないか、と思うほど
で早くやめて欲しいとさえ思う[栗田注:この訓練は、つらくするためにやっているので
はないのですが、この人の場合は、イメージが感覚に与える影響力が通常の人以上に強い
のでしょう。この例を通じて、自分の思念が自分の身体にどのような影響を与えるかのヒ
ントを得てください]。
【感情・情緒変化】未来に向けて、色々頑張ろうという気持ちになってきた。また全ての
事が無駄ではないのだ、というのがいい励みとなる。
【日常行動性格変化】新聞をすみからすみまで速読で読むようになったので、これを維持
したい。本も1日1冊読んだ。今までになかったことだ。
【感覚鋭敏化】夫との関係で、そろそろこういう事をするかな?とか来るかな?とか、そ
ういうのが予想と一致する割合が高くなった気がする。
【呼吸法】心を落ち着かせるのに有効だと思う。

 
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