第172回「真相法(真相真実踏込究明法)」

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  【2009年10月23日】 「真相法(真相真実踏込究明法)」

「世の中には無数の情報が飛び交っているが、それをそのまま受け取ると、ほとんどの場合、真相が分からない。その理由は大半の情報に何らかの情報操作が施されているからである。政治情報も経済情報も科学の情報も歴史情報も、場合によっては個人情報もゆがめられ、故意にときには無意識に、重要なことが省略されたり削除されたり事実がねじまげられたりているからである。その背景には単純な伝達力の欠如もあるが、願望・欲望や、宣伝や隠蔽の意図、ときには欺く意図も働いている。人間社会の情報を離れた自然界の情報をとらえる場合も同様である。あらゆる出来事や対象はうっかりした状態でとらえていると、表層的で浅い理解や誤解をして終わりがちである。今回は、以上のような困難を克服して、ものごとや事態の真相に踏み込み、その背後の真実をとらえる技術と能力を扱う。その能力は外界だけでなく、内界、すなわち、自分自身の内面のゆがみを正し、その真相を踏み込んでとらえることにも活かせることになる」。

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